仮想通貨のZipper(ZIP)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Zipper(ZIP)とは複数のデジタルアセットを管理し、金融コンプライアンスを満たした金融プラットフォームを提供しているプロジェクトになります。
クロスチェーンにより複数の独立したブロックチェーン上で情報交換をすることができることからブリッジ通貨とも呼ばれており、中国版リップルとも言われています。
Zipperでは「ZipperOne」と「Z0」という2つのメインプロジェクトがあります。
ZipperOne
ERC20トークンなど統一規格を別にすると、普通は1つの通貨に対して1つのウォレット(アドレス)が必要になります。
例えばビットコインを保管するならビットコイン用の、イーサリアムを保管するならイーサリアム用のアドレスが必要になるということです。
それに対してZipperOneでは1つの総合管理アドレスを利用することにより、たった一つのアドレスで複数の通貨を保存することができるようになります。
複数の仮想通貨を保有している人ならわかると思いますがこれは非常に画期的で便利な技術となっています。
Z0
ブロックチェーンには主にでもネットワークに参加できる「パブリックブロックチェーン」、企業や特定のメンバーのみがネットワークに参加できるプライベートブロックチェーン、複数の企業が合同で使用するコンソーシアムブロックチェーンの3つに分類することができます。
目的によって作成するチェーンが変わるのですが、Z0ではこれらのチェーンを自由に作成することができるようになっています。
自由度の高いブロックチェーンネットワーク上で、開発者はアプリやサービスなど様々なDappsを構築することができるようになっています。
ユーザー側からしてもZipperを使えばどんな目的でもブロックチェーンを導入することができるため非常に便利ですよね。
この2つの技術によりZipperは非常に注目度の高いプロジェクトとなっています。
Zipper(ZIP)の時価総額
ZIPの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング220位で1ZIPあたり0.12円となっていました。
2018年の5月に公開されたばかりでここまで大きな高騰は見せていませんが、つい先日ようやくCoinMarketCapで流通量がはっきりしランキングが確定しました。
この順位なら伸びしろも十分だと思われます。
Zipper(ZIP)のチャートと今後の将来性は?
ZIPの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
仮想通貨の地合いが悪いためここまでは大きな高騰を見せておらず下落傾向にあります。
しかしながらプロジェクトは順調に進んでおり、仮想通貨の地合いがよくなってきたら一気に好材料が発表される可能性も十分あります。
つい先日は中国発の仮想通貨特化の決済サービス「CSPay」との提携も発表されており、日本でZipperを用いた決済サービスを展開していく旨が明らかとなっています。
更にZipperの公式Telegramで公開された画像にはドン・キホーテやビックカメラ、ヤマダ電機などのロゴマークが並べられており、これらの大手チェーン店やサービスでZipper決済を導入していくのではと話題になっています。
実際に導入されるかどうかはまだ不明ですが、これらの家電量販店では中国からの観光客が多く来店しており、爆買なども多発しているため決済を簡単にするために導入するのではという噂も飛び交っています。
真相はわかりませんが、これが実現すると一気に買いが集中する可能性もありますね。
このようにZipperには非常に好材料がそろっており、今はむしろ仕込み時だと考えられるため、興味のある方は安いうちに仕込んでおけばいい思いができるかもしれませんよ。
Zipper(ZIP)が購入できる取引所は?
現時点では9割近くがOKExで取引されています。
以前はFcoinでも多くの取引があったのですが今は沈静化していますね。
Fcoin自体が低迷しているのでまた盛り上がってくると取引量は増えてくると思います。
取りあえず今取引したい方はOKExを利用するのがいいでしょう。