仮想通貨のZenCash(ZEN)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
ZenCash(ZEN)とは2017年5月に匿名性通貨であるZcashからハードフォークしたZ Classicから、更にハードフォークして誕生しました。
そのためZenCashも匿名性を有しており、それを利用したプライバシー保護と非中央集権化を実現することを目的としています。
匿名性通貨は通貨としての機能に特化していることが多いのですが、ZenCashはそれに加えて以下のような機能が実装される予定となっています。
- Zenchat(メッセージ機能)
- Zenpub(メディア)
- Zenhide(ウェブトラフィック)
Zenchat
ZenchatはLINEのようなメッセージングアプリで、ブロックチェーン上で暗号化されるため第3者からは内容がわからないようになっています。
アプリ単体で利用することもできますしウォレットを通じて利用することもできます。
Zenpub
匿名でデータ・文書・メディアを公開できるプラットフォームとなっています。
これを利用することにより情報規制がかかっている地域でも自由に情報を発信することができるようになります。
Zenhide
インターネットで情報を得る際にドメインフロンティングという技術を用いることで匿名性を保つことができます。
これにより不正に個人情報を奪わることがなくなります。
ZenCash(ZEN)の時価総額
ZENの時価総額ランキングは以下の通りです。
発行枚数がビットコインと同じ2100万枚なので1枚当たりの価格が割と高いですね。
つい最近ようやくトップ100に入ってきたのでこれから徐々にかけあげっていく可能性もありますね。
ZenCash(ZEN)のチャートと今後の将来性は?
ZENの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
公開直後は1000円ぐらいで1700円ぐらいまで高騰しましたがすぐに400円ぐらいまで下落しました。
その後2018年の仮想通貨全体の高騰により7000円以上の値が付きました。
5月にはBinanceへの上場もあり2倍以上に高騰しましたが、2018年6月3日に51%攻撃を受けて再び下落しています。
被害額は約55万8000ドルだったようで、長らく価格に影響していましたが、最近ではようやく回復の兆しが見えています。
匿名性通貨としては珍しく多機能になってるため個人的には今後を楽しみにしています。
ZenCash(ZEN)が購入できる取引所は?
現在では5割以上がBinanceで取引されています。
手数料も安いですし、他の有望なコインも購入することができるのでまだ口座を開設していないという方はこの機会に作っておくといいでしょう。