仮想通貨のZCoin(XZC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
ZCoin(XZC)とは匿名性通貨の一つで、プライバシーを保つためにゼロ知識証明が採用されています。
ゼロ知識証明を使った匿名性通貨にはZcashなどがあり、Zcashは送金元、送金先、送金額がわからないようになっていますが、ZCoinでは送金額を外部から確認できるようになっています。
これはもし外部からのハッキングにあって通貨が盗まれた際に追跡できるようにしているためです。
ZCoinでは匿名性に加えてZnodesというシステムが採用されており、取引が正当化どうかを判断するマスターノードのような働きをしています。
Znodesになるためには1000XZC必要ですが、これになれば取引承認などを行う代わりに報酬を得ることができるようになります。
ZCoin(XZC)の時価総額
XZCの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング111位で1XZCあたり1880円となっていました。
発行枚数の上限が21,400,000XZCとなっているので1枚当たりの価格が割と高めになっていますね。
現在のレートだとZnodesになるためには180万円ぐらい必要だということになりますね。
ZCoin(XZC)のチャートと今後の将来性は?
XZCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2016年の10月に公開されてから長らく低空飛行をしていましたが、2018年の仮想通貨全体の高騰により同じように価格が高騰しています。
最も安い時で30円ぐらいで高騰した時は1万5000円ぐらいになっていたので500倍になっている計算になりますね。
匿名性通貨はZCoinのほかにも先ほど紹介したZcashやDash、Moneroなど競合が多いためZCoinが生き残っていくのかどうかは微妙かもしれませんね。
実際価格変動はビットコインに引っ張られるように動いていますし、実用化されるにはなかなか厳しいかもしれません。
ただ公式サイトに掲載されているサイトが大手ばかりだったので期待はされているのかもしれません。
取りあえず今は100位前後を行ったり来たりしているので今後動向に注目ですね。
ZCoin(XZC)が購入できる取引所は?
取引量が最も多かったのは中国の最大手であるBinanceでした。
Binanceは現時点では日本人でも利用することができますし、手数料が安く非常に使いやすいためおすすめの取引所の一つです。
まだ口座を開設していない方はこの機会に是非作ってみてください。