金融庁が定める仮想通貨のホワイトリストとはどういうものなのか解説していきたいと思います。
仮想通貨について調べている時に『ホワイトリスト』という言葉を目にしたことがある方も多いと思います。
私もこの言葉を初めて目にした時は意味がわからず、少し調べて金融庁が安心・安全な通貨をリストアップしている物だと思っていました。
ですが詳しく調べてみたところ金融庁にそのようなリストはなく、一般人が勝手にホワイトリストと呼んでいることが分かったのです。
つまりホワイトリストとは俗称であり、その正体は「金融庁が認可している取引所が取り扱っている仮想通貨」ということでした。
金融庁が2018年3月7日時点で認可している取引所に関しては以下を参考にしてください。
参考:仮想通貨交換業者登録一覧
これらの取引所で取り扱っている仮想通貨は以下のもになります。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ビットクリスタル(BCY)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ネム(XEM)
- モナコイン(MONA)
- ザイフ(ZAIF)
- フィスココイン(FSCC)
- ネクスコイン(NCXC)
- カイカコイン(CICC)
- カウンターパーティー(XCP)
- ストレージコインエックス(SJCX)
- ペペキャッシュ(PEPECASH)
- ゼン(ZEN)
- リスク(LSK)
- コムサ(CMS)
- キャッシュ(QASH)
つまりこれがホワイトリストになりますね。
ビットフライヤーなどはこのホワイトリストの中から次の上場コインを選ぶと噂されていましたが、全くそんなことはありませんでしたね。
コインチェックなどは金融庁の認可を受けていないみなし業者と言われるもので、更に匿名性の高い通貨を取り扱っていたため最近その取り扱いをやめました。
コインチェックも認可を受けられるよう努力しているんですね。
話しが少しそれましたが、ホワイトリストとは金融庁が定めている物ではなく、ユーザーが勝手に呼称しているだけのものなので間違えないようにしてくださいね。