仮想通貨をウォレットに移動する際の手数料についてわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
仮想通貨を保有するためにウォレットを使っている方は多いと思いますが、ウォレットから移動させるためには必ず手数料が必要となります。
これは送金を認証してくれるマイナーに払っている金額であり、これがないと送金自体が成立しないことになります。
送金手数料はウォレットや通貨の種類によっても異なっており、もっとも有名なBlockChainウォレットではそれぞれの通貨で数%(日本円で数十円)支払わなければ送金できませんし、MyEtherWalletでもGasと呼ばれる手数料(支払いはイーサリアムで数十円分)が必要になります。
このようにウォレットから移動させるためには必ず手数料が必要となり、ハードウォレットやペーパーウォレットで保管していても必ず支払うことになります。
少し調べてみたところハードウォレットで最も人気のあるレジャーナノSでも数円から数十円の手数料が発生するようです(通貨によって異なる)。
これが高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですが、取引所からの送金と比較するとかなり安いことが分かると思います。
例えばビットフライヤーの手数料は以下のように設定されています。
アカウント作成手数料 | 無料 | |
アカウント維持手数料 | 無料 | |
ビットコイン送付手数料(bitWireを除く) | 0.0004 BTC | |
アルトコイン送付手数料 | イーサ(イーサリアム) | 0.005 ETH |
イーサ(イーサリアム・クラシック) | 0.005 ETC | |
ライトコイン | 0.001 LTC | |
ビットコインキャッシュ | 0.0002 BCH | |
モナコイン | 無料 | |
リスク | 0.1 LSK | |
bitWire利用手数料 | 無料 | |
クイック入金手数料 | 324 円(税込)/件 | |
銀行振込手数料(入金時) | 各金融機関所定額 |
ビットコインを見てみると0.0004BTCとなっていますが、2018年5月16日時点のレートでだいたい400円ぐらいになっています。
ウォレットと比較するとかなり高い金額になっているのがわかりますね。
取引所から送金する場合はマイナーへの手数料に加えて取引所への手数料も加算されているためこのように割高になっているのです。
取引所ごとに手数料が異なるのは取引所へ支払う金額が異なるからなんですね。
以上のように仮想通貨のウォレット間での移動でも手数料は発生し、とりわけ取引所から移動させる場合は割高になるので覚えておきましょう。