仮想通貨のVertcoin(VTC)とは?チャートから見る今後の将来性は?

仮想通貨のVertcoin(VTC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。

Vertcoin(VTC)とは2014年に公開された歴の長い仮想通貨で、ビットコインなどと同じく非中央集権に焦点を当てた仮想通貨となっています。

機能としては目新しいものはないものの、ビットコインなどで取り上げられるマイニングの問題を解決できる可能性を秘めています。

ビットコインは非中央集権を掲げていますが、実際にはマイニングにおいて新規が参入できないような状態、つまり市場の寡占が起こっており、これでは非中央集権と呼ぶことができません。

このような状態になった最たる原因はASICと呼ばれるマイニングマシンにあり、この効果で高性能なマシンを取りそろえたグループがビットコインのマイニング市場を占領する形になっています。

Vertcoinではこの状況を打破するため新しい作業証明アルゴリズム『Lyra2RE』を開発し、ASICではマイニングすることができない仮想通貨となりました。

これにより一般人でもマイニングに参加しやすくなり、市場の独占を防ぐことができたのです。

マイニングに参加しやすくなるということは51%攻撃のリスクが限りなく減少し、真の非中央集権が達成されることになるわけです。

仮想通貨の51%攻撃の問題点と対策について初心者でもわかりやすくお伝えしています。

Vertcoin(VTC)の時価総額

VTCの時価総額ランキングは以下の通りです。

この記事を書いているときは時価総額ランキング113位で1VTCあたり221円となっていました。

この記事を書いている日に原因不明の高騰が起こり、価格が一気に2倍ぐらいに跳ね上がりました。

ランキングも急上昇したのですが、原因を調べてみてもわかりませんでした。

Vertcoin(VTC)のチャートと今後の将来性は?

VTCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。


参考:Vertcoin(VTC)のリアルタイムチャート

チャートを見てみると公開直後に高騰してその後下落してることがわかりますね。

2015年5月にSegwit搭載に成功し、Electrumがウォレットとして使用可能になったこと、そして6月に公式ウォレット発表になったことによって若干の高騰を見せています。

そして2017年9月あたりから取引が盛んにおこなわれるようになり、12月には1000円を超える価格となりました。

最も安かった時には1円を切っていたので1000倍以上になっている計算ですね。

そして2018年7月25日に謎の高騰を見せています。

取引されているのは韓国の取引所であるUpbitなので韓国で何かしらの発表があったのか、あるいはUpbitで何かのキャンペーンが行われたのか、理由はわかりませんがとにかく2倍以上に高騰しました。

コミュニティのSNSを見てみるとVertcoinはこれからだという声も見られましたが、個人的にはそこまで大きな魅力は感じませんね。

Vertcoin(VTC)が購入できる取引所は?

先ほど触れたようにUpbitでの取引量が急増しているのですが、ここは日本人には使いにくい取引所となっています。

なので次に取引量が多いBittrexかPoloniexを利用するのが良いでしょう。

興味のある方は口座を作っている方で購入してみてください。

新規ユーザーの登録を一時中断していたBittrex(ビットレックス)が再開したため登録方法を紹介しています。
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