仮想通貨のVeChain(VEN)が行ったリブランディングによりどう変わったのかわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
リブランディングとはブランドを再構築することを意味しており、これによって名称やシンボル、公式サイトなどが一新されユーザーにとってより親しみやすくなります。
最近ではLiskがリブランディングを行いましたし、RaiblocksがNANOに名称変更を行ったりしましたね。
余談ですがこれらのリブランディングにより価格が大きく上昇する結果となりました。
VeChainのリブランディングでは主に以下の2点が変更されることになりました。
名前がVeChainからVeChain Thorに変更となります。
【トークンが2つに】
リブランディング後は2つのトークンを使用することになります。
・VeChain Token(VET)– 企業間の支払いにVeChainのブロックチェーンを利用できるようにするためのトークンです。
・the Thor Power(THOR)– VeChainに投資したい個人向けのトークンです。NEOでいうGASトークンのような位置付けとなります。
VeChainからVeChain Thorに変更
VeChainからVeChain Thorに変更となりました。
Thorは『雷・雨・農業をつかさどる神』というような意味合いもあるので、まあそんな感じのニュアンスを含んだ仮想通貨ということなんでしょう。
トークンが2つに
VeChain(VEN)がVeChain Token(VET)とthe Thor Power(THOR)の2つに別れることになりました。
VeChain Token(VET)は商品を開発する企業などがブロックチェーンを利用するための通貨となっており、the Thor Power(THOR)は個人がVeChainに投資するためのトークンになるとのこと。
the Thor Power(THOR)はVET保有者に対して1VETあたり. 0.00042THORが配布されるそうです。
以上がVeChain(VEN)のリブランディングによる主な変更点になります。
特にトークンが2つになったことからユーザーには価格変動が気になるところなので、しばらく様子を見るのが良いかもしれませんね。
VeChain(VEN)のリブランディング後の価格は高騰した?
VeChainがリブランディングする1か月前から現在の日までのチャートが以下になります。
これを見る限りではリブランディングによる影響は行う前にあった感じですね。
リブランディングに合わせて前から持っていた方たちが利確を行ったためその後は緩やかに価格が下がっていったという感じです。
2018年6月にはメインネットを公開予定なのでとりあえずここまでは価格変化に注目しておいた方がいいでしょう。