仮想通貨のUSD//Coin(USDC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
USD//Coin(USDC)とはCircleという暗号通貨に関連した金融ビジネスを展開する企業によって発行された米ドルと連動するペグ通貨になります。
有名どころではTetherやTrueUSDと同じものですね。
Circleは仮想通貨取引所世界的大手であるPoloniexを買収した事で注目を浴びた企業です。
USD//CoinはCENTREと呼ばれるネットワークプロトコルによって価格を安定させており、Circleを含むCENTRE Organizationという組織によって管理されます。
CENTRE Organizationを構成する企業は以下の通りです。
仮想通貨に関連する企業ばかりで有名どころも多数参画していますね。
価格が安定するステーブルコインではたびたびどうやって安定させるのかが問題になっており、Tetherは発行した分の米ドルを持っていないのではないかとたびたび議論になっています。
信用第一ということなのですが、USD//Coinではライセンスを取得したCENTERトークン発行メンバーによって作成され管理されているWebアプリケーションを使って米ドルを入金し、発行者は金額に応じてトークンを発行することになっています。
このような表現がされているということは参画している企業によって使用するアプリケーションに違いがあるからなのでしょう。
なんにせよ多くの企業によって下支えがされているので信頼できるペグ通貨だと思います。
ちなみにUSDCはERC20トークンであり米国の送金法に準じていることなどから他の通貨よりもすぐれているペグ通貨と言えるでしょう。
USD//Coin(USDC)の時価総額
USDCの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング1669位で1USDCあたり113.72円となっていました。
発行量が定まっていないのでこの順位となっていますが、価格は当然米ドルと同じ金額となっています。
価格は変動しないので発行量が増えればそれに応じてランキングも上がっていくことになりますね。
USD//Coin(USDC)のチャートと今後の将来性は?
USDCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年の10月に公開されたばかりでまだ何とも言えませんが、最近になって急激に取引量が増えてきていますね。
おそらくどこかの取引所で採用されて利用者が増えたのでしょう。
今後CENTREに参画している取引所では普通に取り扱うようになると思われます。
投資対象にはなりえませんが避難先などに利用する機会もあるかもしれませんね。
個人的にはTrueUSDの方が好きですがこれはこれでいいと思いますよ。
USD//Coin(USDC)が購入できる取引所は?
現時点ではPoloniexで最も発行されていますね。
まあCircleが買収した取引所なので手始めにと言った感じなんでしょう。
Kucoinでも若干取引されているのでそのうち多くの取引所で利用されるようになるでしょう。
興味のある方はPoloniexを利用してみてください。