仮想通貨のTriggers(TRIG)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Triggers(TRIG)とはセンサーシステムのためのブロックチェーンネットワークを提供しているプロジェクトになります。
このセンサーシステムは主にスマートガンを管理するために利用される計画となっています。
スマートガンとは指紋など使用者の生体認証によって起動する銃のことで、この生体認証から利用者情報、使用履歴などの情報をブロックチェーンで管理しようというわけです。
これが実現すれば銃の盗難、誤射、自殺などが防げるようになるといわれています。
ただし現時点ではアメリカでのスマートガンの認証は99%の精度しかなく実用化には至っていません。
ちなみにこのプロジェクトは「BlockSafe Alliance」という財団が発足させたもので、このプロジェクトには以下のような特徴があります。
匿名で安全な分散化構造
ギャング活動を減らし、盗まれた銃器を特定し、悪意のある銃の使用などを防ぐことができます。
TriggerSmart
最新のRFID(無線周波数識別)、ワイヤレス技術を使用してデータの送受信を行うことができます。
Justifire
銃器からの音声、ビデオ、角度、方向、および速度を含むデータをキャプチャする銃器環境記録装置で、全ての使用履歴がブロックチェーンに記録されます。
これらの技術は非常に期待されているようですが、個人的にはスマートガンにしか適応できないという点でいまいち煮え切らないというかもやもやが残ってしまいますね。
スマートガン自体の普及率が高いなら問題ないのですが、一般にはほとんど普及していなさそうですし、銃管理を完璧に行うとは言えないでしょうね。
まあでも非常に将来性のあるプロジェクトであるのは間違いないでしょう。
Triggers(TRIG)の時価総額
TRIGの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング353位で1TRIGあたり34.26円となっていました。
最も高い時は900円以上になっていたこともあり、最も安い時から考えると1000倍以上になっている計算になります。
今は低迷してしまっていますが近いうちに解消されるでしょう。
Triggers(TRIG)のチャートと今後の将来性は?
TRIGの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2016年の10月に公開されている比較的歴史の長い通貨ですが、いまいちランキングは伸び悩んでいるようですね。
2017年の9月に一度高騰している時期がありますが、これは発行枚数の70%がバーンされたことによる高騰だと思われます。
ランキングが伸び悩んでいる原因はおそらく開発スピードにあり、現時点でまだテストネットも公開されていません。
2018年中にはテストネットの公開やストアのオープンなどが予定されているようなのですが、どうやら計画は遅れているようですね。
メインネットが公開される頃には100位に迫るぐらいの勢いはあるかもしれませんね。
取りあえず今後の開発に期待という感じです。
Triggers(TRIG)が購入できる取引所は?
現時点ではほぼすべてがBinanceで取引されています。
Binanceは日本人にも使えて手数料が安く絶対に押さえておきたい取引所です。
まだ口座を作っていない方はこの機会にぜひ作ってみてください。