仮想通貨の取引所と販売所の違いをわかりやすく解説

仮想通貨の取引所と販売所の違いをわかりやすく解説していきたいと思います。

仮想通貨のやり取りをすることになると取引所と販売所という言葉が出てくることになるのですが、初心者の方にはどう違うのかがいまいちわからないと思います。

実際私もこの違いがわからなかったのでいろいろ調べてみたのですが、サイトによっては非常にわかりにくく、いくつも調べる羽目になりました。

なのでここでは初心者の方でもわかりやすい説明をしていきたいと思います。

ちなみに日本の取引所と呼ばれるものには以下のようなものがあるのですが、これらの取引所には「販売所のみ」「取引所のみ」「販売所と取引所」という感じでサービスの内容が異なっているので、目的に合わせて利用するところを選択する必要があります。

仮想通貨の販売所

仮想通貨の販売所とはその名前の通り仮想通貨を売買している店舗のことを指しています。

販売所ではその店舗が指定している価格で仮想通貨を売買することになるので、初心者の方でも簡単に取引することができると思います。

例えば販売所として利用することができるビットフライヤーのある時点での売買価格は以下のようになっていました(左上)。

これを見ると購入価格は1ビットコインあたり117万8728円となっており、売却価格は1ビットコインあたり113万2307円となっているのがわかります。

この瞬間に1ビットコインを購入して即座に売却すると4万6421円損することになるのですが、この差額はスプレッドと呼ばれ販売所の利益に充てられることになります。

仮想通貨の取引所

一方、取引所では個人が板と呼ばれるものを使って仮想通貨のやり取りを行うのが特徴で、売り手側と買い手側の思惑が一致した時に売買が成立することになります。

例えば取引所としても利用することができるビットフライヤーのある時点での売買価格は以下のようになっていました(右)。

上半分が売値価格の提示で、下半分が買値価格の提示となっています。

上図を見ると売値価格で最も安値となっているのは1ビットコインあたり114万5000円で数量が0.3ビットコインとなっています。

つまり34万3500円で0.3ビットコインを売却しますよということになります。

もしこの価格で取引したい場合は数量の部分に0.3と入力して金額を入れれば買い取ることができるのですが、同じ瞬間に買い手が複数付くこともあるので必ずしも購入できるとは限りません。

一方、買い取り価格の最高額を見てみると114万4490円で数量は0.1ビットコインとなっています。

つまり11万4449円で0.1ビットコインを買い取りますよということなので、もしこの価格に満足するようならこの価格で売りに出せば買い取ってもらうことができるというわけです。

取引所の最大の特徴は販売所よりも安く仕入れることができる可能性があることですが、大量の注文をしてしまうと思っていた金額よりも高くなってしまったということも珍しくないので注意が必要です。

以上が取引所と販売所の簡単な違いになります。

仮想通貨をお得にやり取りする上でこの違いは非常に重要になるので、必ず事前に理解しておくようにしてくださいね。

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