仮想通貨のTomoChain(TOMO)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
TomoChain(TOMO)とはイーサリアムなどと同じようなDappsのためのプラットフォームを提供しています。
現在最も多くのDappsがつくられているプラットフォームはイーサリアムなのですが、これまでに何度もスケーラビリティの問題が取りあげられてきました。
スケーラビリティ問題を簡単に説明するとDappsの数が増えすぎて情報処理が間に合わなくなり、送金遅延や手数料の増加が発生する現象ですね。
この問題を受けて多くのプロジェクトがスケーラビリティ問題を解決する新たなプロジェクトを立ち上げました。
TomoChainもその一つで以下のような特徴があります。
- Proof-of-Stake Votingを採用
- 2000TPSを実現
- Double validationを導入
Proof-of-Stake(PoS)とはマイニングの際にPCの性能に関わらず多くの人間が参加できるシステムです。
TomoChainではマスターノードという管理者を立てることでブロックの生成を行っており、Double validationといってそれを2重に検証するシステムが導入されています。
これによって通常のシステムよりもセキュリティが強固になります。
マスターノードになるためには5万TOMOを保有する必要があり、トークンホルダーによってマスターノードにふさわしいかどうかの投票が行われます。
この投票で賛成を得られると晴れてマスターノードになることができます。
PoSと違い一般の人は参加できず、マスターノードは認証を行う代わりに報酬を得ることができるようになっています。
またイーサリアムでは現時点で15TPSの処理速度しかありませんが(今後のアップデートで100万TPSになる予定)、TomoChainではすでに2000TPSを達成しています。
更にShardingという技術が導入されることによりこれがさらに速くなるといわれています。
よくみるプロジェクトですが比較的早く時価総額が上がってきているため注目を集めているのは確かなようです。
TomoChain(TOMO)の時価総額
TOMOの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング189位で1TOMOあたり48.71円となっていました。
この2週間の間に一気に2倍近く価格が上昇しており、それに伴ってランキングも急上昇しています。
TomoChain(TOMO)のチャートと今後の将来性は?
TOMOの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年3月に公開されており5月には6倍近く上昇しています。
その後は仮想通貨の地合いが悪いこともあり下落してしまいますが、最近になって上昇に転じ1週間で2倍近く上がりました。
特に目立ったニュースはないので単純に反発してのことだと思います。
もともとの取引量もそれなりにあったのでその分上がり方も大きかったのでしょう。
ロードマップを見ると2018年中にはメインネットに移行すると発表しており、TPSも向上していくようです。
メインネットに移行してからDappsがより作られていくと更に価格が上昇する可能性はあるでしょうね。
ちなみに有名どころではNeoと提携しており、その他にも多くのプロジェクトと提携していました。
TomoChain(TOMO)が購入できる取引所は?
現時点ではHotbitで7割近くが取引されていました。
Hotbtは中堅どころの取引所ですが今後の成長が期待できるところでもあるので、ぜひこの機会に口座を作ってみてください。