仮想通貨のSmart Application Chain(SAC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Smart Application Chain(SAC)とは分散型アプリケーション(Dapps)を作成するためのプラットフォームを提供しています。
コンセプト的にはイーサリアムやそのほかのDappsプラットフォームと同じ感じですね。
Smart Application Chainのブロックチェーンはダブルブロックチェーン構造になっており、それぞれアプリケーションチェーンとデータチェーンに分かれており、クロスチェーンによってデータを共有できるようになっています。
更にSmart Application ChainにはAIが組み込まれており、効率的にデータ共有をできるようになっています。
アプリケーション開発者は「DOCKER」というプラットフォームに用意されているキットのようなものを使って簡単にアプリケーションを作ることができるようになっています。
詳しい技術的な説明はここでは割愛しますが、Smart Application Chainはアプリケーションを作るためのワンストップサービス(すべてがここで完結する)を提供しようとしているみたいですね。
ただしDappsプラットフォームとして気になるトランザクション処理能力などの説明は一切なく、ホワイトペーパーも日本語の物が用意されてはいましたがいまいち要領を得ないものになっていました。
Smart Application Chainにイーサリアムに取って代わるほどのポテンシャルがあるのかどうかは疑問が残るところですね。
ちなみにホワイトペーパーではイーサリアムとの比較で以下のような表がありました。
Smart Application Chain(SAC)の時価総額
SACの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング1499位で1SACあたり723円となっていました。
まだ流通枚数がはっきりしていないためこの順位になっていますが、ホワイトペーパーには6000万枚が投資家に割り当てられると書いてありました。
現時点でどのくらいの流通があるのかはわかりませんが半分の3000万枚だとすると時価総額は430億となり、ランキングは25位前後に相当します。
Smart Application Chain(SAC)のチャートと今後の将来性は?
SACの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Smart Application Chain(SAC)のリアルタイムチャート
ICOの時点での価格はわからなかったのですが、2018年8月に公開されたばかりで400円ぐらいからスタートしていますね。
まだ半月ぐらいしかたっていませんが順調に右肩上がりに成長しています。
この通貨を見つけた理由は取引高がかなり多めになっていたためで、先ほど述べたように時価総額的に見てもかなり上位にいる可能性が高いです。
なので伸びしろとしては微妙な感じになっており、技術的な説明も少ないことから今手を出すのは得策ではないように思います。
気になっているかはとりあえず様子を見てSNSなどの報告を待った方がいいでしょう。
Smart Application Chain(SAC)が購入できる取引所は?
現時点ではChaoEXでの取引量が6割近くを占めており、残りがほぼFCoinでの取引となっています。
取引量としてはどちらも十分にあるのでFCoinで取引してもいいと思います。
取引所トークンの関係からこちらの口座を持っているという人も多いと思うので興味のある方は取引してみてください。