仮想通貨のRChain(RHOC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
RChain(RHOC)とは産業規模で利用できるほど利便性に優れた仮想通貨を開発する目的で作られたものになります。
現在主流になっているビットコインやイーサリアムはそれぞれスケーラビリティの問題を抱えており、ビットコインで7件/秒、イーサリアムでも15件/秒であるといわれています。
イーサリアムではスケーラビリティ問題を解決するために今後様々なアップデートを行う予定ですが、それにはもう少しかかりそうです。
RChainではスケーラビリティの問題を独自の技術で解決して、世界最大のSNSであるFacebookよりも利用され、クレジットカードのVISAよりも処理速度の速い決済ツールとして開発がすすめられています。
クレジットカードのトランザクション処理速度は5000件/秒とも言われているので、それを超えるのがいかに難しいことかは想像に難くないと思います。
RChainのプラットフォームではDappsの作成もできるようになっており、もし実用化されればイーサリアムを超える仮想通貨になる可能性はあるでしょう。
ただ技術的な課題も多く、ロードマップを見てもいまいち具体的なことが書かれていないためどこまで理想に近づけるかは微妙なところだと思っています。
RChain(RHOC)の時価総額
RHOCの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング38位で1RHOCあたり142.8円となっていました。
RChainはイーサリアムの開発で活躍したヴラド・ザムフィル(Vlad Zamfir)氏が関わっていることで話題を集めた通貨でもあります。
その期待感から現時点で実はともなっていませんがランキングはかなり上位の方にいますね。
RChain(RHOC)のチャートと今後の将来性は?
RHOCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
RChainはICOが終わってしばらく低空飛行でしたが、2018年の仮想通貨全体の値上がりで大きく価値をあげました。
最高値は300円以上を記録しており、最も安かった時から比較すると20倍以上となっています。
ただチャートを見る限りではまだビットコインと同じように変動しており、コイン自体に価値を見出しているわけではないような気もします。
確かにプロジェクト自体は魅力的なものなのですが、どうにも開発状況がわかりづらく、コメントしづらい状況です。
個人的には似たコンセプトのZilliqaの方が将来性はあると思いますが、こちらに期待できるという方は投資してみてもいいのではないでしょうか。
RChain(RHOC)が購入できる取引所は?
大手だとKucoinでの取引が最も多かったですね。
時価総額ランキングの割に上場している取引所が少なく、大手もKucoinだけでした。
どのような理由があるのかはわかりませんが、購入したいのならKucoinを利用してみてください。