仮想通貨のQuantum Resistant Ledger(QRL)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Quantum Resistant Ledger(QRL)を直訳すると「量子耐性台帳」となりますが、これが意味していることは将来実用化されるといわれる量子コンピューターに対する耐性(量子耐性)を備えた仮想通貨ということです。
つまりQuantum Resistant Ledger(QRL)を利用することにより量子耐性を持っていない仮想通貨を安全に運用できるようになるといわれています。
量子コンピューターについてはニュース番組などで名称を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、現在のコンピューターの1億倍の演算処理能力があるといわれています。
仮想通貨に利用されているブロックチェーンという技術は非常にセキュリティが強い構造となっているのですが、量子コンピューターを使えば簡単にハッキングできるといわれているのです。
現在の仮想通貨の中でもADAコインやNEO、SHIELDなどといった仮想通貨は量子耐性を実装すると計画しています。
一口に量子耐性といっても採用している対策はそれぞれ異なっておりQRLの場合はXMSSという署名方式を採用することになっています。
詳しい説明は専門的すぎるのでここでは割愛しますが、XMSS処理を行うことによって量子コンピューターを用いた取引やコンピュータシステムのデータへの改ざんを防ぐことができるようになるのです。
量子コンピューターが実用化されるのはまだまだ先のことだといわれていますが、早ければ2023年には実用化されるのではないかと言われています。
この話が現実味を帯びてくればQuantum Resistant Ledger(QRL)が注目される可能性は十分ありますね。
Quantum Resistant Ledger(QRL)の時価総額
QSPの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング217位で1QRLあたり117円となっていました。
まだまだ注目を集めているとは言い難い順位ですが、先ほども量子コンピューターの話しが現実味を帯びてくれば高騰する可能性は十分あるでしょう。
Quantum Resistant Ledger(QRL)のチャートと今後の将来性は?
QRLの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Quantum Resistant Ledger(QRL)のリアルタイムチャート
チャートを見るとほぼほぼビットコインと同じように変動しているのがわかりますね。
将来性は十分なコインですが、現時点ではまだ需要がないため仮想通貨全体の変動に左右されている状態ですね。
最も高値をつけていたときで300円ぐらいだったので現在の約3倍ということになります。
量子コンピューターの話が近づいてくれば更に高騰する可能性秘めているので、価格が下がっている今のうちに購入しておくのもありだと思います。
その場合はガチホになりますね。
Quantum Resistant Ledger(QRL)が購入できる取引所は?
Quantum Resistant Ledger(QRL)は9割近くがBittrexとLiquiで取引されています。
メジャーなのはBittrexなのですが、こちらは新規登録を受け付けていない期間も長く利用できないこともあります。
なので確実に購入したい場合はLiquiを利用するのがおすすめです。
直感的に利用できるインターフェイスになっているので口座を持っていないという方はぜひこの機会に作ってみてください。