仮想通貨のPundi X(NPXS)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Pundi X(NPXS)とはNEMのブロックチェーンを利用した仮想通貨で、ビットコインに代わる決済のための仮想通貨を構築することを目的としています。
2018年1月28日にICOが開始したのですが、わずか2時間で完売するほど人気を集めました。
Pundi Xがここまで人気を集めたのには以下のような理由があります。
- POSシステムで暗号通貨を購入できる
- QRコードで簡単決済
- インドやインドネシアすでに500店舗に導入済み
POSシステムで暗号通貨を購入できる
POSシステムとは販売時点情報管理(Point of sale)のことで、簡単にいうと「いつ・どの商品が・どんな価格で・いくつ売れたか」を経営者側が把握できるシステムのことです。
仮想通貨決済するには取引所で仮想通貨を購入しウォレットに移すという手間がありましたが、Pundi XのPOSシステムでこの問題を解決することが可能となったのです。
つまりより決済のための通貨として使いやすくなったということですね。
QRコードで簡単決済
Pundi Xには専用のPOS端末が用意されており、それを使ってQRコードを読み込むことで簡単に決済を行うことができます。
実際に仮想通貨の購入から決済までを行っている動画があるのでそれも見てみるとイメージしやすいと思います。
ユーザーは専用のアプリを入れておくだけで簡単に利用することができます。
インドやインドネシアすでに500店舗に導入済み
多くの仮想通貨が資金を集めてはとん挫する中、Pundi XはICOの段階で既に500店舗に導入されており、実際に利用できるものになっていました。
これにより投資家の購買意欲がかきたてられわずか2時間で完売したというわけです。
更に今後の3年間で70万台のデバイスを店舗に導入する計画となっているためPundi Xが決済に当たり前に使われるのはそう遠くない未来かもしれません。
Pundi X(NPXS)の時価総額
NPXSの時価総額ランキングは以下の通りです。
プロジェクトを発表した当初はPXSというトークンが発行されていたのですが、予想外に価格が高騰し決済通貨として利用しにくくなったため現在はNPXSというトークンに変換されました。
変換レートは1PXS=1000NPXSで、小数点が右に3つ動くことで通貨としてより使いやすくなりました。
なおCoinMarketCapに登場したのは2018年7月6日ぐらいなのですが、いきなりトップ50に入ってきています。
Pundi X(NPXS)のチャートと今後の将来性は?
NPXSの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
上記のチャートはPXSからNPXSに変換されてからのものですが、このトークンスワップにより購入しやすくなったためなのか一気に価格が上昇していますね。
5月の高騰はおそらく仮想通貨全体の高騰に影響されているのだと思いますが、6月の高騰はBinanceの第7回の投票で上場してほしい銘柄第1位に選ばれたからだと思われます。
その後は落ち着いた価格になっているのですが、非常に有用性のあるプロジェクトであるため今後も右肩上がりになるのではないかと考えられます。
今のうちに仕込んでおくのはありかも知れませんね。
Pundi X(NPXS)が購入できる取引所は?
現在では9割以上がBinanceで取引されています。
手数料も安いですし、他の有望なコインも購入することができるのでまだ口座を開設していないという方はこの機会に作っておくといいでしょう。