仮想通貨のProximaX(XPX)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
ProximaX(XPX)とはNEM財団によって新たに発足したプロジェクトで、Dapps開発のためのプラットフォームを提供しています。
ロゴからNEMのプラットフォームを使って作られていると気がついた方もいるかもしれませんね。
NEMはそれだけで一つの経済圏を作り出すことを目的としていますが、Dappsの分野はあまり手をつけられていませんでした。
そこでProximaXという新たなプロジェクトを発足し、いわゆるイーサリアムのような役割を果たすパブリックチェーンを開発しようとしています。
Dappsの用途の一例をあげると、コンテンツ転送とストレージ、メディアストリーミング、分散型市場、ビッグデーター、計量分析、IoT、欠損のない記録保存、顧客確認(KYC)などがありますが、これはほんの一部に過ぎずあらゆる分野に応用できると考えているようです。
また技術的な説明はここでは割愛しますが、多くの人々はProximaXのことを、ブロックチェーンを次の段階、つまりBlockchain 3.0へと進化させるパラダイムシフトであると考えているらしく、それほど優れた技術が使われているということになりますね。
公式サイトには非常に丁寧に説明された日本語のホワイトペーパーも用意されているので興味のある方は読んでみるといいでしょう。
ProximaX(XPX)の時価総額
XPXの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング1601位で1XPXあたり0.45円となっていました。
2018年の8月に公開されたばかりなのでまだ順位が定まっていません。
上限発行枚数は9,000,000,000XPXとなっており、ホワイトペーパーには50億XPXがプライベートセールとパブリックセールで販売されるとありました。
仮にこれがすべて出回っている(まずないですが)となると時価総額は23億円前後となり、ランキングで言うと200位前後ぐらいになりますね。
ProximaX(XPX)のチャートと今後の将来性は?
XPXの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年の8月に公開されたばかりなのでまだ何とも言えませんが取りあえずは安定しているようですね。
時期的に考えると大きく下落しても不思議ではありませんでしたが、その点はいいニュースと言えるでしょう。
ロードマップを見ると以下のようになっていました。
研究開発とプロトタイピング
アーキテクチャ
開発ドキュメント
マーケティング
2018Q2
永続的なデータストア構造の定義
ノードのエコシステムとルーティングレイヤーの設計
ブロックチェーン通信レイヤーの設計
2018Q3
ノードエコシステムとルーティングレイヤーの開発
探索エコシステムの開発
DAppたる要件をサポートするシグナルプロトコルの互換性検証
チームスケーリング
2018Q4
クライアント側のSDK/APIの開発
商用ノードの開発
メディア配信の品質確認
ベータ版プラットフォームの公開
2019Q1
コンセンサスと報酬
2019年以降
ブロックチェーンレイヤーでのプライバシートランザクション
フリーミアムモデルを可能にする商用ノード
ウェブホスティングとコンテンツデリバリー
チューリング完全な仮想マシン
今後の発展が楽しみですね。
ProximaX(XPX)が購入できる取引所は?
現時点ではKryptonoで大半が取引されていました。
Kryptonoは新興の取引所ですが最近はICO後に利用する通貨も増えてきているので登録しておいても損はないでしょう。
この機会にぜひ口座を作ってみてください