仮想通貨のPOA Network(POA)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
POA Network(POA)とはイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために作られたイーサリアムのサイドチェーンとなっています。
そのため基本的にできることはイーサリアムと同じでDappsを作ったり、ICOを行うためのプラットフォームとして利用されることになります。
以前はOracles Networkという名称でしたがリブランディングにより今の名前に変わりました。
最大の特徴はPoA(Proof of Authority)というコンセンサスアルゴリズムを採用しているという点です。
例えばビットコインではPoWを採用しておりマイナーと呼ばれる人たちが1日中パソコンを起動させてブロックを承認するための計算を行っています。
一方、PoAでは一般的なマイナーは存在せず、バリデータと呼ばれる承認者が生成されたブロックの承認作業を行うことになっています。
そのため中央集権的とも言われており、バリデータは信用を得るために個人の情報をネット上に公開しています。
またバリデータは投票などによって追加・除外ができるようになっており、悪意ある承認を行うとその時点でバリデータから外されるようになっているので、悪さをすることもできなくなっています。
ユーザーは安い手数料でプラットフォームを利用することができますし、イーサリアムとの互換性もあるのでDappsの開発もしやすくなっています。
特にPOAのプラットフォームでは拡張性の高いゲームアプリを作ることを想定しているようです。
イーサリアムの価値が上がるにつれてPOAの価値が上がるのは間違いないでしょう。
POA Network(POA)の時価総額
POAの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング208位で1POAあたり9.91円となっていました。
2018年の5月ごろに90円以上になったこともありましたが、現在は地合いが悪いこともあり低迷してしまっていますね。
ですがそろそろ地合いがよくなりそうな感じもあるのでそうなるとどんどん価値が上がっていくでしょう。
POA Network(POA)のチャートと今後の将来性は?
POAの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:POA Network(POA)のリアルタイムチャート
2018年4月に公開されており、チャート上ではいきなり下落から始まっていますね。
5月に一度盛り返しますがその後は下落の一途をたどっています。
まあでもこれはどの通貨も同じなのでそこまで心配する必要もないでしょう。
最も高い時には100位台の前半にいましたが大きく価値を落とした今でも200位ぐらいなので、これから地合いがよくなればまた復活してくると思います。
これから更にDappsがつくられていけば価値も上がってくると思いますし、人気アプリが一つでも出れば高騰するのは間違いないでしょう。
今後の成長が楽しみです。
POA Network(POA)が購入できる取引所は?
現時点では9割以上がBinanceで取引されています。
Binanceは日本人にも使えて手数料が安く絶対に押さえておきたい取引所です。
まだ口座を作っていない方はこの機会にぜひ作ってみてください。