仮想通貨のPeercoin(PPC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Peercoin(PPC)とは2012年に公開された歴史の長い仮想通貨で、世界で初めてPoSを採用した通貨となっています。
PeercoinがPoSを採用したことによりそれ以降の仮想通貨にどれほど大きな影響を与えたかはPoSを採用している通貨の数からもよくわかります。
それまでの仮想通貨にはPoWが採用されることが一般的でしたが、PoWには以下のような問題点がありました。
- マイニングに高性能マシンが必要
- 消費電力が大きくなる
- 51%攻撃の危険性がある
PoSではこれらの問題をすべて解決することができるコンセンサスアルゴリズムとなっています。
Peercoinには他にも発行上限枚数に制限がないインフレ通貨という特徴もありますが、支払った取引手数料分の通貨はバーンされる仕組みをとっているため流通枚数がいきなり増えることはありません。
公式サイトでは最終的に1%のインフレ率を達成するように設計されていると記載されていました。
仮想通貨としての機能は皆無に等しいですが、仮想通貨による報酬を誰でも平等に受け取れるように設計されているのがPeercoinというわけです。
Peercoin(PPC)の時価総額
PPCの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング156位で1PPCあたり129円となっていました。
この半年間で大きな変動はなく、プロジェクト自体はほぼ完遂しているといえますが、これからはどのようにして普及していくかが課題になりそうです。
Peercoin(PPC)のチャートと今後の将来性は?
PPCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
まだ仮想通貨が世に知られる前に公開されており、2013年には10円程度で取引されていました。
しかし2014年には早くも高騰しており、おそらくこの時期にPoSが導入されたのだと思われます。
その後は再び下落するのですが、2018年の仮想通貨全体の高騰時には1000円を超える価格を記録しました。
最も安かった時から考えると100倍になっている計算ですね。
このころからマイニングを行っていたらかなりの利益を得ることができたでしょう。
現在でもSNSは頻繁に更新されているため興味のある方はのぞいてみるといいでしょう。
今でもいろいろ開発は行われているみたいですよ。
Peercoin(PPC)が購入できる取引所は?
現時点で最も取引されていたのはHitBTCですが残念ながら日本人には利用できなくなってしまいました。
なので次に取引量が多いCoinEggを利用するのが良いでしょう。
大手が良いという方はBittrexなどでも取り扱っているので口座を持っている方はそちらで取引してもいいと思いますよ。