仮想通貨のOntology/オントロジー(ONT)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
ものすごく簡単に説明するとOntology/オントロジー(ONT)とはブロックチェーンを導入することができない一般企業へ、データ管理やアプリケーションの作成などを行えるプラットフォームを提供するために開発された仮想通貨になります。
オントロジーはNEOのプラットフォームを利用して開発されたNEP-5トークンと呼ばれるもので、これはイーサリアムのERC20トークンのようなものです。
そもそもオントロジーの創業者はNEOの創業者と同じで、オントロジーは2017年の11月ごろに一般公開されているのですが、ICOは行っておらずエアドロップという形で流通しています。
NEOのプラットフォームを利用することで処理速度が速くなるというメリットもあり、オントロジーを利用すれば素早く情報処理を行うことができるようになるといわれています。
オントロジーはあらゆる分野に応用することができ、一般的な企業が利用すれば情報を一元管理することができ、プラットフォーム上で他企業と情報の売買も行うことができます。
またアプリケーションを開発することでグーグルプレイなどの既存のサービスを利用することなく一般に普及させることもできます。
医療分野で利用すれば患者のデータをすべてプラットフォームで管理することができるようになり、電子カルテとして病院で共有することもできるでしょう。
このようにオントロジーはあらゆる分野のインフラのようなものになることを目指して開発されています。
また現時点ですでにオントロジーは将来的にNEOとサービスを統合することを発表しており、オントロジーの価値が上がればそれだけNEOの価値も上がるということになります。
技術的な話は他のサイトでさんざんされていたのでここでは割愛しますね。
Ontology/オントロジー(ONT)の時価総額
ONTの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング26位で1ONTあたり623円となっていました。
これまではイーサリアムベースのトークンが主流でしたが、これからはNEOのトークンが主流になるといわれているほど性能がよく、今後も非常に期待できる仮想通貨の一つだと思います。
Ontology/オントロジー(ONT)のチャートと今後の将来性は?
ONTの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Ontology/オントロジー(ONT)のリアルタイムチャート
オントロジーは取引が開始された時点では1ONTあたり3.5ドルでしたが、エアドロップで結構な量を配布していたので利確で最初は下落しています。
その後はマーケットメイクが非常にうまくいっており、1.5ドルじわじわと上がってきて5月に高騰しています。
おそらくメインネットが5月17日にリリースされるのを受けて買いが集中したためでしょう。
最も高い値をつけている時で11ドルぐらいまで上昇しています。
最も安い時から考えると10倍ぐらいになっていますね。
中国版イーサリアムといわれるNEOベースであるためビットコインの影響をあまり受けていないのもうれしい要素ですね。
中国の規制が緩和されれば一気に普及する可能性もあり、今後も注目の銘柄であることは間違いありません。
Ontology/オントロジー(ONT)が購入できる取引所は?
中国発の仮想通貨なだけあって「Binance」「OKEx」「Huobi」で全体の9割以上を占めていました。
上記の中ならどれを利用しても問題ないと思います。
ここでは私も頻繁に使用しているBinanceを紹介しておきますので、まだ口座を開設していないという方は参考にしてください。