仮想通貨のnUSD(NUSD)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
nUSD(NUSD)とはHavvenという仮想通貨のネットワークを使って発行される米ドルと連動したペグ通貨です。
価値を担保するのが法定通貨ではなく仮想通貨という点ではDaiと似ていますね。
価格を安定させる方法は以下の動画で解説されています。
英語なのでわかりにくいかもしれませんが、ものすごく簡単に説明すると発行量を調節することで価格を一定に保っているという感じです。
他のステーブルコインと大きく違う点は発行者にインセンティブが設けられているという点で、発行者はその通貨が利用され取引手数料が発生すると一定量が還元される仕組みになっています。
つまり通貨が使われれば使われるほど発行者は得をするということですね。
法定通貨を担保にするペグ通貨はどうしても信用が必要になり、例えばTetherなんかは担保となる米ドルを本当に保有しているのかとたびたび議論になっています。
その点仮想通貨によって価値が担保されているnUSDはよっぽどのことがない限りはシステムが破たんすることはないので安心して利用できますよね。
もしこのプロジェクトが成功すれば今後は同じ方式のペグ通貨が増えてくるかもしれませんね。
nUSD(NUSD)の時価総額
NUSDの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング867位で1NUSDあたり111円となっていました。
当たり前ですが米ドルとほぼ同じ価格になっていますね。
順位はまだ低いですがアプリもリリースされましたし今後は需要が高まっていくのではないかと思います。
nUSD(NUSD)のチャートと今後の将来性は?
NUSDの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
他のペグ通貨に比べると少しボラティリティが高いように思いますが、これはシステム上仕方のないことですね。
長期的にみると安定して1ドルになっていくと思います。
取引量もそれなりにありますし、Daiを見てもじわじわとランキングをあげてきているのでこちらも同じように上がっていくと思います。
興味のある方は今のうちにHavvenを使って発行しておけばおいしい思いができるかもしれませんね。
nUSD(NUSD)が購入できる取引所は?
すでに複数の取引所で取り扱いを開始しているのですが、取引されているのはまだKucoinのみのようですね。
まだ認知度が低いことも要因かもしれませんね。
まあ今後は取り扱う取引所も増えてくるでしょう。
Havvenを使っての発行は公式サイトからできるようになっているので興味のある方は利用してみてください。