仮想通貨のNerves(NER)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Nerves(NER)とは独自のネットワークを構築し異なるブロックチェーンでの通信を可能にするプラットフォームを提供しています。
公式サイトでNervesは価値と市場シェアを競うBlockchainシステムを完全に別々にするのは理にかなっていないと指摘しています。
例えばある企業がイーサリアムのブロックチェーンを導入しており、別の競合企業がNEOのブロックチェーンを導入していたとします。
これらのブロックチェーンは完全に独立しているため情報をスムーズにやり取りすることができません。
データを売買したり共有したりするのにこれでは不便ですよね?
Nervesはこのような独立したチェーンの橋渡しを行う独自のネットワークを構築しているというわけです。
これをNervesはNeuronet of Thingsと表現しており、IoTで全ての物がインターネットにつながっているように、全てのブロックチェーンがNervesにつながっているような環境を提供しようとしているわけですね。
これを実現するためにはいくつかの問題がありますが、最も重要なのは情報を処理する速度です。
細かい技術的な話はここでは割愛しますが、Nervesでは5億TPSを目指して開発を行っています。
ビットコインの情報処理速度が7TPS、イーサリアムでも15TPS(今後のアップデートで100万TPSに達する予定)となっているので、この数字がどれだけ途方もない数字かわかっていただけると思います。
また独自のコンセンサスアルゴリズムを導入することによってセキュリティも強固なものになっています。
現在はEC20トークンですが2019年の後半には独自チェーンへの移行も計画しています。
本当に全てのブロックチェーンをつなぎ5億TPSを実現できれば他のプロジェクトを圧倒することは間違いないでしょう。
Nerves(NER)の時価総額
NERの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング1626位で1NERあたり0.16円となっていました。
公開されたばかりでまだ順位が定まっていませんね。
発行上限枚数は10,000,000,000NERとなっており、仮に20%の20億枚が流通していたとすると時価総額は2億円ちょっとになるので伸びしろは十分ありますね。
Nerves(NER)のチャートと今後の将来性は?
NERの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
まだ公開されたばかりなのでチャートの期間も短くあまり参考にはなりませんね。
トークンの配分を見るとエンジェル投資家に8%の販売が行われていますが後はマーケティングとエアドロップでの配布となっています。
ICOは行われていないのかもしれませんね。
エアドロップでの配布のみを行っているプロジェクトは右肩上がりになる傾向にあるので、もしかしたらこのプロジェクトもそうなるかもしれません。
取りあえず個人的には今は仕込み時だと思っています。
長期的な目線での投資になりますが忘れたころにびっくりする価格になっている可能性もあると思いますよ。
Nerves(NER)が購入できる取引所は?
現時点では7割近くがIDAXで取引されていました。
まだ取り扱っている取引所がこことIDCMぐらいしかないので大手に上場した際は大きな高騰が見込めると思われます。
興味のある方は今のうちに購入してみてはいかがでしょうか?