仮想通貨のNamecoin(NMC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Namecoin(NMC)とはブロックチェーン技術を利用した規制や検閲がされない自由なインターネットインフラを構築することを目的としています。
日本ではあまりイメージできないかもしれませんが、多くの国ではインターネットに接続しても自由に情報が閲覧できない状態となっています。
これは政府によって規制がかかっていたり、検閲に引っ掛かり自由な情報発信ができなくなっているためです。
そこでNamecoinではこれらの問題を解決するインターネットインフラの構築を行おうとしています。
具体的にはDNSサービスを展開し、その情報を自由に閲覧できるようにしようとしています。
Namecoinでは「.bit」という新たなドメインを提供し、ブロックチェーン上に情報が保管されることになります。
通常のブラウザではこのドメインのページを見ることができなかったのですが、Google ChromeやFirefoxでは.bitを読み込めるようになるアドオンが開発されているようです。
平等に情報が閲覧・発信できるというのは素晴らしいサービスですが、他国の情勢を考えるとサービスが展開されるのは難しい地域もあるでしょうね。
仮想通貨自体を規制してしまおうという動きににもつながってしまいますので、そのあたり国がどのくらい寛容になれるかが普及のポイントとなりそうです。
Namecoin(NMC)の時価総額
NMCの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング172位で1NMCあたり210円となっていました。
数時間前から謎の高騰を見せており、一気に1.5倍ぐらいに高騰しました。
これに伴い1か月前と比較すると100位ぐらいランキングが上昇しています。
Namecoin(NMC)のチャートと今後の将来性は?
NMCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
Namecoinは2013年に公開されている非常に歴史の長い仮想通貨になります。
2013年の12月には1300円を超えていたこともありました。
しかしすぐに下落し、その後2017年までは低迷することになります。
2017年の3月時点では30円前後で取引されていましたが2018年の仮想通貨全体の高騰時には800円ぐらいまで価格を戻しました。
8月に入ってからはかなり乱高下しており100円から200円の間を行ったり来たりしています。
流れを読み切ればかなり稼ぐことができそうですが、素人が手を出すのはギャンブルと同じでしょうね。
Namecoin(NMC)が購入できる取引所は?
有名どころではPoloniexでの取引が多くなっていました。
全体の10%ぐらいでしたが流動性を確保するには十分でしょう。
取引量が多いのはWEXとTrade By Tradeという取引所なのですが、個人的にはPoloniexを利用するのが無難だと思いますよ。