仮想通貨のMoeda Loyalty Points(MDA)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Moeda Loyalty Points(MDA)とは地域の発展や社会に貢献するためのプロジェクトを行うために資金集めを可能にするプラットフォームを提供しています。
公式サイトには投資と書いてありますが、どちらかといえば寄付に近いような感じですね。
そもそもは銀行を利用することができない地域に住む人向けに資金集めのプラットフォームを提供しようというのが始まりだったようです。
以前はレンディングサービスなどにも触れていたようですが、現在の公式サイトにはその記述はありませんね。
Moedaで進められるプロジェクトは”シードプロジェクト”という名称で、国連の持続可能な発展の考えに基づいたものだそうです。
プラットフォームは投資家と起業家という2つの立場から利用することができるようになっています。
プロジェクトを持つ起業家はMoedaシードプログラムに提案書を提出し、選ばれるとビジネス開発とマーケティングに関する資金提供と指導を受けます。
投資家はブロックチェーンのセキュリティと透明性を活用して投資し、プロジェクトの進捗状況とアカウンタビリティを追跡すると同時に持続可能な発展を促進することができます。
ただ投資家に関してはリターンについて全く触れられていなかったのでどちらかというと寄付という方向性になるのだと思われます。
そう感じる理由としてはMoeda Loyalty Pointsは「UNICAFES」や「GREENCROSSBrasil」などブラジルを拠点とするレンディング系のNGOや国連による持続可能な開発目標イニシアティブなどと連携しているからです。
まずはブラジルからプロジェクトを初めて徐々に世界に広げていこうという思惑が見て取れます。
投資対象としてはそこまで魅力を感じませんが、世界的に非常に意義のあるプロジェクトだとは思います。
Moeda Loyalty Points(MDA)の時価総額
MDAの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング242位で1MDAあたり104円となっていました。
この1カ月の間に仮想通貨の地合いが悪い中価格を3倍近く伸ばしており、ランキングが急上昇しています。
SNSは頻繁に更新されていたため面倒で詳しく記事まで見ていませんが何かポジティブな要素があったのかもしれませんね。
Moeda Loyalty Points(MDA)のチャートと今後の将来性は?
MDAの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Moeda Loyalty Points(MDA)のリアルタイムチャート
以前までは送金プラットフォームとしての側面を強く押し出していたようですが、最近はプロジェクトへの支援を前面に押し出しているようですね。
仮想通貨市場も盛り上がりを見せて送金できるのは当たり前になってきたので、マーケティングの方向を若干変えてきたのでしょう。
コンセプトは以前から変わっておらず、その送金プラットフォームを使って誰でもプロジェクトのためにお金を集めることができるというような内容です。
背後にNGO団体や国連のにおいがすることからそれなりに支持を集めているプロジェクトになっているようです。
確かにプロジェクトは非常に意義のあるものになっていると思いますが、仮想通貨投資を考えた時は微妙な感じだと思います。
プラットフォームで進められるプロジェクトも結果が出るのには長い月日が必要なものもあるので長期的な目線で見る必要がありあそうですね。
Moeda Loyalty Points(MDA)が購入できる取引所は?
現時点では9割以上がBinanceで取引されています。
世界最大の取引所に上場しているというのはプラス要素ですね。
興味のある方は今のうちにBinanceで仕込んでみてはいかがでしょうか?