仮想通貨のMaidSafeCoin(MAID)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
MaidSafeCoin(MAID)とは個人のパソコンから未使用のリソース(HDD容量、CPU、メモリなど)を借り受け一つの巨大なスパコンのようなものを作ることを目的として作られた仮想通貨となっています。
似たようなコンセプトでSiacoinやStorjなどがありますが、これらはHDD容量だけを貸し出すためファイル保管に特化しているいわゆるクラウドストレージのためのプロジェクトなので方向性はかなり違いますね。
このプロジェクトを見て思い出したのは「ブラッディ・マンデイ」という漫画ですね。
ハッカーの主人公は世界中のパソコンにウィルスを仕込んで演算処理を行えるようにし、ミニエシュロンなるものを作っていました。
MaidSafeCoinもやりたいことはこんな感じのことなのでしょう。
CPUやメモリ容量も利用することからファイルの保管だけでなくアプリケーションを作ったりもできるようになるといわれています。
オンライン上にスパコンを作るイメージなので個人的には非常に興味深いのですが、正しい方向性で使われるのかには少し疑問が残るところではありますね。
MaidSafeCoin(MAID)の時価総額
MAIDの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング73位で1MAIDあたり47円となっていました。
サービスがリリースされていないのでまだ順位的にはいまいちですが、プロジェクトが進行していけば高騰する可能性は十分あるでしょう。
MaidSafeCoin(MAID)のチャートと今後の将来性は?
MAIDの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:MaidSafeCoin(MAID)のリアルタイムチャート
MaidSafeCoinは販売開始からわずか5時間で600万ドルを集めたことで話題になりました。
ICOの時点での販売価格は1MAID=0.0142USDだったようです。
チャートを見る限りでは最初こそ低空飛行ですが2018年の1月には最高で1ドルを超える価格になっています。
ICOの時点で購入していた方は100倍近くに跳ね上がったことになりますね。
最近は一旦下落していましたがまた上がる様子を見せています。
ちなみにMaidSafeCoinはそのままでは使用することができず、後々発行されるSafeCoinと交換することで初めて利用できるようになります。
MaidSafeCoinは非常に期待できるプロジェクトなのですが、いかんせん公式サイトに力が入っておらずロードマップもかなりアバウトな感じになっています。
そのため先が読みづらいということもありますが、現時点では着実にプロジェクトは進行しているようなので、高騰を期待して今のうちに仕入れておくのもありだと思いますよ。
MaidSafeCoin(MAID)が購入できる取引所は?
MaidSafeCoinは約8割がPoloniex、残りのほとんどがHitBTCで取引されています。
どちらを利用してもいいですが、流動性が確保できているのは間違いなくPoloniexなのでこちらを利用した方が購入しやすいでしょう。
ただ人によっては本人確認ができなかったという方もいると思うので、その場合はHitBTCを利用してみるといいでしょう。