仮想通貨のLocalCoinSwap(LCS)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
LocalCoinSwap(LCS)とはコミュニティ志向型の分散型取引所(DEX)を構築することを目的とした仮想通貨です。
P2Pでトレーダーが直接つながることで素早い取引を行うことができます。
仮想通貨はもちろんのこと多くの法定通貨にも対応しています。
LocalCoinSwapにはプロジェクトの核とも言える2つの特徴があります。
1つ目はLCS CryptosharesというICOプロジェクトにより利益を還元することになっている点です。
現在は配当型取引所トークンが多く出回っていますがそれと同じような考え方ですね。
Cryptosharesのホルダーは取引所で得られた収益の100%が還元されることになっています。
それだけではなくホルダーにはLocalCoinSwapに新たにリストアップされたICOプロジェクトのトークンがエアドロップされるようになっています。
良質なICOが行われるほどホルダーには報酬が入ってくることになりますね。
また新たなICOを行うプラットフォームとしても機能し、ユーザーはアイディアを提出することでプロジェクトを行うためのノウハウが提供されることになります。
2つ目の特徴はコミュニティ志向型のプロジェクトであるという点です。
他の仮想通貨ではたまに見られますが、取引所でコミュニティが主導権を握っているというのは初めてみました。
コミュニティに参加するにはCryptosharesを一定量保有する必要がありますが、参加するとプラットフォームの方向性を決める投票に参加することができるようになります。
具体的にはどのICOをリストアップするか、また提出されたプロジェクトからどれを進めていくかなどを決めることができます。
つまりCryptosharesは株式のようなものであると考えるとわかりやすいですね。
公式サイトを見る限りではすでにP2Pでのやり取りはできるようになっているみたいなので、これからどのようにして普及させていくかが課題になりそうですね。
LocalCoinSwap(LCS)の時価総額
LCSの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング458位で1LCSあたり14.17円となっていました。
2018年の7月に公開されたばかりなのでまだまだこれからという感じですね。
伸びしろ的にはかなりあると思いますよ。
LocalCoinSwap(LCS)のチャートと今後の将来性は?
LCSの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:LocalCoinSwap(LCS)のリアルタイムチャート
ICOの段階では1 LCS = 0.0004 ETHで取引されていたようです。
開催されていたのは2018年の3月15日から31日までだったようなので、当時のレートでETHは5万円から6万円ぐらいでした。
つまり1 LCS = 20円ぐらいだったということになりますね。
チャートを見る限りでは乱高下を繰り返しており、つい先日なぜか取引量が激減しているところがあります。
これが不安をあおったのかその後取引量が急増し、価格が下落しています。
不安に思ったホルダーが売りに走ったんでしょうね。
SNSを見ても理由はよくわかりませんでした。
今は価格がどのように変動するか読みにくいので購入したいと思っている方はしばらく様子を見た方がいいかもしれませんね。
LocalCoinSwap(LCS)が購入できる取引所は?
現時点ではすべてがHotbitという取引所で取引されていました。
Hotbitは新興の取引所なのですが今かなり勢いのある取引所なので口座を作っておいても損はないでしょう。
投資する場合は長期的な目線で投資した方がよさそうです。