仮想通貨のLitecoin Cash(LCC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Litecoin Cash(LCC)とは名前からもわかるようにLitecoinからハードフォークした仮想通貨で、Litecoinと比べて非常に優れた性能の通貨となっています。
Litecoin Cashの特徴は以下の通りです。
- ビットコインのアルゴリズムに近いSHA-256を使用しており、ビットコインと同じマシンでのマイニングが可能
- 取引手数料がLitecoinの約10分の1
- Litecoin保有者に10:1でエアドロップ
- ACAIMと協力して医療分野にも着手
- 宇宙からのエアドロップ
Litecoin Cashはブロック生成時間はLitecoinと同じ2.5分ですが、取引手数料が安くセグウィットを導入することによりスケーラビリティが向上しています。
ACAIM(THE AMERICAN COLLEGE OF ACADEMIC INTERNATIONAL MEDICINE)とも提携しており医療分野でも力を発揮しているようです。
更に極めつけはイギリスの企業と協力してGolden Ticketsと呼ばれるものを宇宙空間に打ち上げて、それを投下させるという事業を試みました。
Golden TicketsにはLitecoin Cashを請求できるアドレスが記載されており160000LCC手に入るようです。
非常にユニークな試みも行っており注目を集めているようです。
一方でハードフォーク時にはLitecoinの創業者であるチャーリー・リー氏が「Litecoin Cash(ライトコインキャッシュ)は偽物だ」「Litecoin Cash(ライトコインキャッシュ)は本物のライトコインではない」という内容の発言をしたことによって詐欺の疑いが持ちあがりました。
通貨がハードフォークする際には必ずと言っていいほどひと悶着あるのですがLitecoinでも大きな対立があったようですね。
このような発言を受けてLitecoin Cashは一時的に下落したのですが、その後は高騰し結局市場に出回る結果となりました。
Litecoin Cash(LCC)の時価総額
LCCの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング179位で1LCCあたり5円となっていました。
最初こそ乱高下していたのですが2018年の3月を皮切りに下落の一途をたどっています。
Litecoin Cash(LCC)のチャートと今後の将来性は?
LCCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Litecoin Cash(LCC)のリアルタイムチャート
公開直後には700円以上の値をつけていたこともあったのですが、結局売りが先行して大きく価格を下げる結果となりました。
4月以降はかなり価格が落ち着いているのですが最高値から考えると100分の一以下になってしまいましたね。
ただし通貨の性能としてはLitecoinよりもすぐれているためちょっとしたきっかけでまた持ち直す可能性は否定できません。
今後の動向に注目しましょう。
Litecoin Cash(LCC)が購入できる取引所は?
現時点ではMercatoxでの取引量が最も多くなっていました。
大手と呼ばれる取引所は取り扱いをするかどうか様子を見ているような感じになっているのかもしれませんね。
その実用性が認められればまた上がる可能性はあるので今が仕込み時かもしれません。
興味のある方は購入してみてはいかがでしょうか?