仮想通貨のKyber Network(KNC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Kyber Network(KNC)とは分散型取引所の構築を目的として作られた仮想通貨になります。
Kyber Network(KNC)のプロジェクトにはイーサリアム(ETH)の創設者であるVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏がアドバイザーとして入っており、開発当初からかなりの注目を集めていました。
Kyber Networkの特徴は以下のようになっています。
- 分散型取引所(DEX)の実装
- 決済APIの実装
分散型取引所(DEX)の実装
Kyber NetworkのDEXはすでに稼働しており、公式サイトから誰でも利用できるようになっています。
2018年5月2日時点で1日の取引量は約34BTC相当となっており、今後どのようにユーザーを増やしていくかが課題となっています。
そこでKyber Networkではユーザーを増やす取り組みとして利用者にKNCを配布するなどのキャンペーンをおこなっています。
Kyber Network実際に取引されている仮想通貨は以下の通りです。
決済APIの実装
Kyber Networkには分散型取引所としての機能のほかに「決済API(Application Programming Interface)」という機能が盛り込まれています。
これは決済の際に自動で通貨を交換してくれる機能で、例えばICOで支払いがイーサリアムのみの対応になっていてもKyber Networkの決済APIを利用すればビットコインなどで参加できるというわけです。
利用者にとっては通貨を交換する手間が省けて非常に助かりますね。
Kyber Network(KNC)の時価総額
KNCの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング63位で1KNC当たり286円となっていました。
分散型取引所はあくまで他の仮想通貨があって初めて成り立つものなので、まだまだビットコインなどの影響が大きい印象ですね。
取引量もまだ全然少ないのでユーザーが増えてくれば価値も上がっていくことになるでしょう。
Kyber Network(KNC)のチャートと今後の将来性は?
KNCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Kyber Network(KNC)のリアルタイムチャート
公開されたのは2017年の9月ごろで、当初は1KNC当たり180円ぐらいでした。
最も高騰した時で600円ぐらいだったのでだいたい3倍になっている計算になりますね。
変動を見る限りではビットコインの影響が大きいですが、分散型取引所として稼働を開始しており将来的に価値が上がっていく可能性は十分あると思います。
Kyber Network(KNC)が購入できる取引所は?
調べてみると7割近くが韓国の取引所であるBithumbで取引されていましたね。
Kyber NetworkがBithumbに上場したのはつい最近のことなので、その影響で取引量が多くなっているのでしょう。
次いでBinanceでの取引が多くなっており、日本にお住まいの方ならBithumbを利用よりBinanceを利用した方が安くて安全に取引できると思います。
まだ口座を持っていないという方は下記に参考ページを載せておくので是非この機会に開設してみてください。