仮想通貨のHitChain(HIT)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
HitChain(HIT)とは開発者の開発者による開発者のための自律コミュニティプラットフォームを提供しています。
HitChainでは開発者が置かれている現在の状況を以下のように指摘しています。
- Unfair・・・開発者はハイテク産業において組織の末端に追いやられている
- Ineffective・・・開発者の知的財産を効果的に保護することは難しい
- Centralized・・・現在のオープンソースプラットフォームは中央集権的に管理されている
これらの問題に対してHitChainはブロックチェーンを使った分散型の自律コミュニティを提供することで、開発者が正しく評価され報酬を受け取ることができるシステムを提供しようとしているわけです。
HitChainの特徴の一つに従来のブロックチェーンとDAGと呼ばれる次世代の技術を組み合わせたダブルチェーン構造をとっているという点があります。
詳しくは割愛しますが、これによってより機能的なブロックチェーンを構築することができるようです。
コンセンサスアルゴリズムにもPBFTとDPOSを採用しており、セキュリティ面もトランザクション処理能力でもすぐれたものになっているとのこと。
ハイテク産業において開発者は本当に不当な扱いを受けているのかはわかりませんが、なかなかおもしろそうなプロジェクトではあるようですね。
HitChain(HIT)の時価総額
HITの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング1485位で1HITあたり0.05円となっていました。
流通枚数がはっきりしていないためこの順位になっていますが、公式サイトによるとトークンセールが全体の30%、コミュニティへの配布が40%となっていました。
仮に現在の流通量がトークンセールで売られた分だけだとすると約300億枚ということになるので時価総額は15億円ぐらいになりますね。
これは時価総額ランキングで言うと300位前後ぐらいになるので伸びしろはあると思います。
HitChain(HIT)のチャートと今後の将来性は?
HITの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
ICOの時点での価格はわかりませんでしたが、公開時は0.4円ぐらいで販売されていたようです。
チャートを見てもわかるように現在は5分の1ぐらいの価格になっているのでかなり落ち込んでいますね。
まあ仮想通貨の地合いが悪いので珍しいことではありませんし、もし自力があるならここから価格は回復すると思います。
とはいってもICO割れした通貨が元に戻るために並大抵のことでは戻りませんが。
ロードマップを見ると2018年中にはコミュニティが形成されて、2019年の中盤までにはメインチェーンが公開されるようです。
価格が上がるとしたらもう少しかかりそうですが、取引量は割と多い量をキープしているのでいつ大きく変動してもおかしくはありませんね。
興味のある方は今のうちに仕込んでおけばおいしい思いができるかもしれませんね。
HitChain(HIT)が購入できる取引所は?
現時点ではHuobiでの取引が9割以上を占めていましたが、残念ながら今は日本人には利用できません。
次に取引量が多かったのはGate.ioなので購入したいという方はここを利用するのが良いでしょう。
一応OKExでも取り扱っているようですが、この記事を書いている日はほとんど取引がありませんでしたので、流動性が確保できるかはわかりません。