仮想通貨のHavven(HAV)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Havven(HAV)とは分散化された決済システムとステーブルコインを掛け合わせたネットワークを構築しています。
Havvenは仮想通貨のボラティリティが現実世界での利用を妨げていると指摘しています。
つまり実際に使うためにはボラティリティの少ないステーブルコインである必要があると考えているんですね。
Havvenは独自のネットワークを使ってHavvenトークンを担保に米ドルと連動するペグ通貨であるnUSDを発行することができるようになっています。
ユーザーはイーサリアムなどを担保にHavvenを取得し、そのHavvenを担保にしてnUSDを発行します。
そしてnUSDを他のユーザーに販売しそれが実際に使われた際に発生した取引手数料はnUSDを発行したユーザーに還元されることになっています。
これは非常に画期的なシステムですね。
トークンが価値の担保になっている点はMakerとDaiの関係と同じ感じですね。
Havvenはイーサリアムのプラットフォームを使って発行されているERC20トークンで、以前は同じようにイーサリアムのネットワークを使ってeUSDというステーブルコインが発行されていました。
しかし2018年の8月にHavvenは今後どのプラットフォームが生き残るかわからないため互換性のあるトークンを作る必要があると考え、EOSのネットワークを使ってnUSDというステーブルコインを発行しました。
これに伴ってこれまで発行されていたeUSDは精算されてnUSDに統一されることになりました。
nUSDの発行は非常に簡単で、Havvenの公式サイトから誰でも簡単に行えるようになっています。
興味のある方は利用してみてください。
ちなみにHavvenの公式アプリがiOSからリリースされているので興味がある方はそちらもどうぞ。
Havven(HAV)の時価総額
HAVの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング381位で1HAVあたり15.38円となっていました。
先日安定していた価格が上昇に転じて2倍近くまで高騰し、それにともなってランキングも上昇しています。
Havven(HAV)のチャートと今後の将来性は?
HAVの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年の3月に公開された時は50円ぐらいでしたが直後は下落しています。
4月11日にイーサリアムネットワークでeUSDの発行が可能になるとじわじわと価格をあげていき、1ヶ月で80円以上にまで価値をあげましたがその後は地合いが悪いこともあり下落しています。
最近は安定してきていましたがつい先日ようやく上昇に転じ一気に価格が上昇しました。
もしかしたらアプリのリリースも関係しているかもしれませんね。
仮想通貨のボラティリティと安定性を同時に実現しているこの画期的なシステムはこれから他のプロジェクトにも影響を与える可能性はあると思います。
特に最近はステーブルコインが乱立しているので+αがあるHavvenは生き残っていく可能性は高いかもしれませんね。
Havven(HAV)が購入できる取引所は?
現時点ではKucoinでの取引量が最も多いのですが、残念ながら日本人では利用することができません。
次に取引量が多いのはGate.ioなので購入したい場合はこちらを利用するといいでしょう。
Gate.ioは中堅の取引所ですが今後の成長が期待できる取引所なので口座を持っていない方は作っておくといいと思いますよ。