仮想通貨のGroestlcoin(GRS)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Groestlcoin(GRS)とは2014年に公開された比較的歴史の長い仮想通貨で、速くて安くて安全な送金が行えるシステムを提供しています。
SEGWITとLightning Networkを世界で初めて導入した仮想通貨としても知られており、これらの技術によって速くて安い送金が可能となっています。
どのくらい安いのかというと、10,000GRS送金する時にかかる手数料が0.000045GRSとなっています。
国際送金だと数千円の手数料がかかるのが当たり前であるためこれがどれだけすごいことがよくわかりますね。
Groestlcoinは主な開発を3カ月ごとにリリースすると宣言しており、これまではその宣言通りに開発を進めてきました。
開発は今でも活発に行われており、現時点では以下のような機能が実装、あるいは実装予定になっているようです。
- ASIC耐性の実装
- 匿名での送金
- あらゆるデバイスで使えるウォレット
- 送金手数料の改善
- 省エネマイニング
- コミュニティの活性化
一見するとVertcoinと同じような特徴となっていますが、比較している票があったのでそれも掲載しておきますね。
送金システムを構築する仮想通貨は他にもたくさんあるので、今後どのようにして生き残っていくかが課題になりそうですね。
Groestlcoin(GRS)の時価総額
GRSの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング138位で1GRSあたり90円となっていました。
この24時間の間に30%ぐらい値が上がっており、ランキングが一気に上昇していました。
先日はVertcoinが同じような値動きを見せていたので、韓国で何かあったのかもしれませんね。
Groestlcoin(GRS)のチャートと今後の将来性は?
GRSの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Groestlcoin(GRS)のリアルタイムチャート
歴史が長いため最初のうちは0.1円以下で取引されていましたが、2018年の仮想通貨全体の高騰時には250円ぐらいまで上がりました。
単純に計算しても2500倍になっているということになりますね。
先日同じようなコインであるVertcoinが最大で4倍近くまで高騰したのですが、今度はこちらのコインが同じような高騰を見せています。
マーケットを見てみると取引量が多いのは同じく韓国の取引所であるUpbitなので、何かしらの関係はあると思います。
理由はわかりませんが全く同じように高騰しているというのは非常に興味深い話ですね。
送金システムとしては手数料も安く匿名性もあり割と優秀な方だと思いますので興味のある方は安くなってから仕込んでおくとおもしろいかもしれませんね。
Groestlcoin(GRS)が購入できる取引所は?
現在は一時的にUpbitでの取引量が多くなっていますが、普段はBinanceやBittrexでの取引量が多くなっています。
Upbitは日本人には使いづらい取引所でもあるので興味のある方はBinanceなどで購入してみてください。