仮想通貨のGnosis(GNO)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Gnosis(GNO)とは分散型予測市場のプラットフォームを構築することを目的としたERC20トークンです。
似たようなコンセプトの仮想通貨にはAugurがありますね。
Augurの時価総額ランキングは常にトップ50にはいっているのでそれだけこの分野が期待されているということがわかりますね。
GnosisとAugurの最も大きな違いは報酬が支払われる時期にあり、Augurは完全に分散化されているため、イベントの結果を報告するまでに1ヶ月ほど時間がかかり、その結果REPトークンの支払いも遅れるのですが、Gnosisでははユーザーの中から選ばれた専門家が報告することでより早い事実確認が可能となっています。
分散型予測市場は保険分野に大きな革命をもたらすといわれているのですが、現状日本では賭けごとが法律で禁止されており、これらの仮想通貨に関してもあまり歓迎されていません。
またこの分野ではやはりAugurの支持力が圧倒的で、個人的にはGnosisは分が悪いと思っています。
Gnosis(GNO)の時価総額
GNOの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング135位で1GNOあたり5737円となっていました。
総発行枚数が10,000,000GNOなので一枚当たりの単価が高くなっていますね。
Gnosis(GNO)のチャートと今後の将来性は?
GNOの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
Gnosisは珍しい形式のICOをしたことで話題を集め開始わずか10分で13億円もの資金を調達することに成功しました。
その珍しい方式とは“ダッチオークション方式”というもので、その特徴は価格が段階的に下がっていくというものになっています。
チャートを見ると高騰と下落を繰り返していますが、2018年の仮想通貨全体の高騰時には4万円近くまで上がっています。
しかしその後は目立った動きはなく現在の水準まで下がっています。
すでにサービスはローンチされているのですが、いかんせんAugurの方が勢いがあるのでなかなか日の目を見ることがありませんね。
Gnosis(GNO)が購入できる取引所は?
大手取引所ではBittrexでの取引が最も多かったです。
中国系の取引所にはまだ上場していないのでその時にどのぐらいの押し上げがあるかに期待ですね。
興味のある方はBittrexで仕込んでおくといいでしょう。