仮想通貨のGas/ガス(GAS)とは?チャートから見る今後の将来性は?

仮想通貨のGas/ガス(GAS)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。

Gas/ガス(GAS)とは中国版イーサリアムとも呼ばれるNeoのブロックチェーン上で発行されているトークンであり、NEOのブロックチェーンを動かす燃料のような仮想通貨となっています。

そのためNeoGasなどと呼ばれることもあるのですが、イーサリアムでも同じようにGasと呼ばれるものがありますがあれとは別物ですので間違えないようにしてくださいね。

Gas自体に機能のようなものは備わっておらず、Neoの一部のような感じです。

燃料というと消費されていくようなイメージなのですが、実際にはGasは報酬として与えられる仮想通貨となっています。

Neoに限った話ではありませんが、仮想通貨はブロックチェーン技術を採用しており、承認するにはマイナー(コンセンサスアルゴリズムによって呼び方は異なる)が必要となります。

一般的な仮想通貨ではマイナーへの報酬はその通貨で支払われることになるのですが、Neoではその報酬がGasになるというわけです。

つまりNeoのブロックが生成されるたびにGasは発行されることになり、最大発行数は1億Gasに設定されています。

Gasの発行スピードは以下の通りです。

  • 初年度: 16%Gas発行
  • 4年間 : 52%Gas発行
  • 12年間: 80%Gas発行
  • 22年間:100%Gas発行

すべてのGasを発行するまでには22年かかる計算なんですね。

またGasはNeoでアプリケーションの開発を行う時にテストをするためにも必要になります。

Gasは取引時の上場されているため普通に購入することもできますが、Neoの保有者には配当という形で貸与されるという特徴もあります。

Gas/ガス(GAS)の時価総額

GASの時価総額ランキングは以下の通りです。

この記事を書いているときは時価総額ランキング77位で1GASあたり1579円となっていました。

発行当初は200円前後ぐらいだったのですがそこから考えると8倍近くになっているんですね。

Gas/ガス(GAS)のチャートと今後の将来性は?

GASの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。


参考:Gas/ガス(GAS)のリアルタイムチャート

チャートを見ると発行してから右肩上がりな感じですね。

2018年の仮想通貨全体の高騰時には8000円を超える値をつけていました。

最初の価格から考えると40倍以上になっている計算ですね。

NeoのプラットフォームでDappsが作られこれが主流となっていけば更に値上がりする可能性はあるでしょう。

ただしGasはその性質上流通量が徐々に増えていくのでそれも考えたうえで投資するかどうかを考えなければいけませんね。

まあGasに投資するならNeoに投資することをおすすめします。

Gas/ガス(GAS)が購入できる取引所は?

GASの取引は大半がOKExで行われていました。

他では中国の大手取引所ならだいたい取り扱っていましたし、アメリカではPoloniexあたりで取引されていました。

流動性が確実に確保できるのはOKExなのでGasを売買する場合はこちらを利用することをおすすめします。

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