仮想通貨のFreyrchain(FREC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Freyrchain(FREC)とはブロックチェーンを利用した美術品のデータ管理・追跡プラットフォームを構築することを目的としています。
美術品は制作者が有名になればなるほど偽物が出回るようになり、コレクターにとってはそれを見極めるのは非常に困難な作業で、鑑定のために多くのコストが必要になります。
Freyrchainではコレクターが収集している美術品、あるいはこれから作られる美術品をブロックチェーンと紐づけることでデータの改ざんを防ぎ、どの作品が誰のもとにあるのかを追跡できるようにしてくれます。
コレクターは登録されている商品だけを取り扱うことにより鑑定にかかるコストを削減することができ、偽物をつかまされる心配もありません。
Freyrchainが構築するエコシステムでは以下のような役割があります。
- Collections:収集された美術品、あるいは新たに作られた美術品
- Creator:コレクションをブロックチェーンに紐づける役割をもつ初めての所有者
- Reviewer:FRECトークンを支払いコレクションのレビューを作成
- Dealer:一時的に商品を保有し入札を開始させる
- Bidder:商品を入札し落札すればFRECトークンで購入
- Holder:落札した商品の保有者
Freyrchainは将来的には登録してある商品を用いたマーケットプレイスを構築する予定となっています。
これができれば美術品のやり取りが頻繁になることが予想されますね。
Freyrchainは美術商やお金持ちのコレクターのためのプロジェクトであるため一般にはあまり関係ありませんが、完成すれば一定の需要はありそうですね。
Freyrchain(FREC)の時価総額
FRECの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング1554位で1FRECあたり0.3円となっていました。
まだ発行してから日が浅く流通量がはっきりしていないためこの順位となっています。
総発行枚数は10,000,000,000FRECでホワイトペーパーを見ると市場に出回るのは45%となっていました。
現時点で半分の20%が出回っていたとすると20億枚となるので時価総額は6億円となりランキングだと400位前後ぐらいになります。
伸びしろとしては十分ですね。
Freyrchain(FREC)のチャートと今後の将来性は?
FRECの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Freyrchain(FREC)のリアルタイムチャート
ICO時の価格はわからなかったのですが、チャート上では2円ぐらいからスタートしていますね。
2018年5月に公開されており仮想通貨の地合いが悪いこともあって右肩下がりとなっています。
ツイッターのフォロワー数を見る限りではまだ一般にはあまり知られていないようですが、大口の投資家が多数参加しているようで取引量はそれなりにありました。
同じようなプロジェクトは他にもありますが、開発スピードによっては生き残る可能性もあるかもしれませんね。
ホワイトペーパーでプロジェクトチームの一人一人の詳細も記載されていたのは好印象でした。
これから高騰すると思いますので今仕込んでおくといい思いができるかもしれませんね。
Freyrchain(FREC)が購入できる取引所は?
現時点では9割以上がHitBTCで取引されていましたが、残念ながら日本人では利用することができません。
CoinEggという新興の取引所でも少しは取扱量があるので購入したい場合はそこを利用するしかなさそうです。
でも今仕込んでおけば大手に上場した際のキャピタルゲインにも期待できるかもしれませんよ。