仮想通貨のDigitex Futures(DGTX)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Digitex Futures(DGTX)とは新興のDigitexという分散型取引所で発行された取引所トークンで、取引手数料が無料になるという取引所の構築を目指しています。
仮想通貨市場が成熟していくと参入してくる人間が急激に増えていき、その結果取引手数料も指数関数的に増えるとDigitex Futuresは指摘しています。
Digitex Futuresはトレーダーにより良い環境を提供するために手数料無料という制度を実施しています。
その仕組みはトレーダーが取引にDigitex Futuresを利用することで発生する手数料を0にし、その代わりそのコストを賄うために新しいDGTXトークンを発行するというモデルを採用しています。
いわゆる発行枚数が増えていくインフレ通貨の一つになり、供給過多になることを心配する人もいると思いますが、Digitex Futuresは増える発行枚数を気にしなくてもいいほどのトレーダーの参入が見込めるモデルであるとしており、供給を上回る需要があると公式サイトで言及しています。
これが本当にそうなるのかどうかは微妙なところではありますが、手数料が無料で取引できるというのはトレーダーにとってはありがたいですよね。
Digitexではレバレッジ取引もできるようになっており、最大で100倍のレバレッジを利かせることができるようになっています。
レバレッジ取引ができる代表的な取引所にはBitMEXがありますが、ここは毎日膨大な取引があり、手数料で莫大な利益をあげているみたいですからね。
そう考えると手数料を無料にすることで多くのトレーダーを取り込むというのもあり得ない話ではないかもしれませんね。
Digitex Futures(DGTX)の時価総額
DGTXの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング155位で1DGTXあたり4.06円となっていました。
この1カ月の間に9倍近く価格が高騰しており、ランキングが一気に上昇しています。
原因を調べてみたところ新たな取引所に上場したのを機にエアドロップを実施したと報告しており、今の取引量から考えるとMercatoxに上場したことによって取引量が急増したのだと思われます。
それにしても1ヶ月で9倍はすごいですね。
Digitex Futures(DGTX)のチャートと今後の将来性は?
DGTXの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Digitex Futures(DGTX)のリアルタイムチャート
ICOの段階ではわずか17分でハードキャップに達し520万ドルを調達したと記載されていました。
取引所トークンだということもあってかなり注目を集めたようですね。
上場後は仮想通貨の地合いが悪かったこともあり半額ぐらいにまで落ち込んでいましたが、1カ月ぐらい前から上昇を始め今では9倍近くになっています。
上昇のきっかけはよくわかりませんが、おそらく新しい取引所に上場したことともうすぐトレードプラットフォームがローンチするというアナウンスがあったためでしょう。
これだけ注目を集めているとなると実際に取引所が稼働し始めればかなりトレーダーを集めることができそうですね。
ロードマップを見ると2018年のQ4にプラットフォームが稼働するとなっていたので興味のある方は動向をチェックしておきましょう。
Digitex Futures(DGTX)が購入できる取引所は?
現時点では9割以上がMercatoxで取引されています。
MercatoxはICOを行ったプロジェクトが初めに上場する取引所としても頻繁に利用されているため、ICOに参加しているなら絶対に口座を持っておきたい取引所の一つです。
口座を持っていない方はこの機会に作っておいても損はないと思いますよ。