仮想通貨のCOMSA(コムサ)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
COMSAはICOを行うためのプラットフォームを提供することを目的としたトークンで、企業とブロックチェーンの懸け橋となることを目指しています。
簡単にいうとブロックチェーンを扱う技術がない企業にその技術を提供し、その代わりに報酬を得るプラットフォームを作ろうとしているんですね。
例えば現在スマートフォンのアプリはAppStoreかGoogle Playを利用してダウンロードすることになっており、それらはAppleとGoogleによって運営されていますよね。
アプリの制作者はこれらのプラットフォームを介してユーザーにアプリを提供する必要があり、アプリの売り上げをそれぞれのプラットフォームに納めなければならないことになっています。
COMSAもこれと同じようにICOを行いたいと思っている企業に場を提供し、ICOで得た資金の何%かをおさめてもらうことで利益を上げようとしているわけです。
以下ホワイトペーパーの引用です。
- ブロックチェーン技術、特にトークンを用いたビジネスプランとサービスデザイン。
- 既存ビジネスにおけるアセットのサイバースペース上でのトークン化。
- ICOとトークン化におけるリーガルサポート。
- 他言語のホワイトペーパー作成。
- クラウドセールプラットフォームを用いたトークンの作成と販売。
- Zaif取引所でのマーケット提供。
- オンプレミスもしくはクラウドBaaS環境での、内部勘定システムのためのプライベートブロックチェーンmijinの提供。
- NEMパブリックブロックチェーン上で、法定通貨建てと主な暗号通貨建てでの商取引を可能とする、ネットワークフィー委任サービスとペッグされたトークンの提供。
- NEMブロックチェーン上でのスマート・サイニング・コントラクトの開発。
- Ethereumブロックチェーン上でのスマート・コントラクトの開発。
すでに国内外の企業にオファーしていて、2018年度の終わりまでに20以上のICO案件で、合計1億ドル以上の調達を目標にしているとのこと。
株式会社プレミアムウォーターホールディングスが2017年の終わりからICOを開始する予定でしたが遅れているようです。
COMSAはICOで109億円の調達を行っており、これは過去のICOの中でも歴代6位の数字となっています。
そこまで注目を集めたCOMSAですが2018年4月12日時点での時価総額はCOMSA [ETH]で1363位、COMSA [XEM]で1366位となっています。
ETHとXEMの2種類ありますが、これは採用されているプラットフォームの違いだけで用途に違いはありません。
COMSA(コムサ)の今後の将来性は?
COMSA [ETH]の全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
最も高騰した時で1COMSA [ETH]あたり400円まで値上がりしましたが、2018年4月12日時点では1COMSA [ETH]あたり50円前後となっています。
仮想通貨全体の下落もあり最近は落ち着いた価格になっていますが、年内にはCOMSA利用したICOが予定されているため、時期が決定すれば値上がりをする可能性は十分あります。
将来性は十分あるため価格が下がっている今のうちが買い時かもしれませんね。
COMSAはZaifで取引ができるトークンであるためICOが始まる前にZaifの口座を開設しておくのがいいでしょう。