仮想通貨初心者でもわかるようにチャートグラフの見方をわかりやすく解説していきたいと思います。
仮想通貨のチャートにはいくつか種類があり、単純な折れ線グラフで描かれている物もあれば、何やら赤と青の棒を使って描かれている物もあります。
折れ線グラフの方は初心者の方でもわかると思いますが、赤と青の棒で書かれているチャートはいまいちよくわかりませんよね。
そこでここではその赤と青の棒が使われているチャートの見方を解説していきたいと思います。
赤と青の棒はローソク足
ローソク足とは通貨のある時間の価格変動を記号であらわしたもので、チャートによって時間が指定できるようになっています。
例えば15分足となっていれば15分間の価格変動が記号であらわされているということになり、そのチャートの1つ1つの間隔が15分ごとになっていると思います。
- ろうそくの色・・・価格が上がったか下がったか
- 始値・・・その時間における始まりの価格
- 終値・・・その時間における終わりの価格
- 高値・・・その時間内で最も高かった価格
- 安値・・・その時間内で最も安かった価格
上記のチャートでは青色が価格上昇を示しており、赤色が価格下降を示しているのですが、サイトによって色が反対になっていることもあります。
陽線と陰線
ローソク足には価格上昇を現す陽線(上図では青)と価格下降を現す陰線(上図では赤)があり、大きく価格が変動したローソク足を大陽線と大陰線と呼びます。
- 大陽線・・・基本的に強気の市場で勢いがあり、その後も引き続き価格の上昇が期待できるサインと見ることができる
- 大陰線・・・弱気の市場で勢いがなく、その後も引き続き価格が下落する確率が高いサインだと見ることができる
大があれば小もあり、小陽線は始値から終値まで小さく上昇した場合に、小陰線は始値から終値まで小さく下降した場合に用いられます。
ごくまれに始値と終値が同じことがあり、この場合は十字の形になります。
以上を踏まえてもう一度チャートを見てみましょう。
上昇トレンドと下降トレンドがわかりやすくなったと思います。
初心者の方にはローソク足から価格変動のサインを読み取り投資を行うといった高度なことはできないと思うので折れ線グラフのチャートで十分だと思いますが、知っておいて損はないので覚えておいてください。