仮想通貨のAtonomi(ATMI)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Atonomi(ATMI)とはIoTに信頼とセキュリティをもたらすことを目的に開発されているプロジェクトになります。
IoTとはすべての物をインターネットに接続するという概念で、これによりユーザーの環境ごとに異なったデータを取得・分析しビジネスに生かすことができるようになります。
Atonomiの調べによるとこれまでに80億台ものデバイスがアクティブになっており、2020年までにこれが200億台を超えると予想しています。
これだけ聞くとすごいのですが、インターネットにつながるということはそれをハッカーに狙われるということにもつながります。
例えば映画で信号をハッキングして赤を青に変えたり、車をハッキングして自動操縦を行い兵器として使ったりしたのを見たことがある方もいるかもしれません。
そういった話は映画の中だけではなく着々と現実に起こり得るようになってきているのです。
そうした状況を引き起こさないためにもIoTには絶対的なセキュリティ対策が求められます。
Atonomiではブロックチェーンを使った信頼できる通信をIoTに提供し、メーカーに依存することのない相互運用を実現してくれます。
通常メーカーは自分たちが開発したデバイスのデータしか集めることはできず、IoTにおける情報の孤立化が1つの問題になっているのですが、Atonomiを利用することですべてのデバイスのデータをビジネスに生かせるようになります。
また開発者はプラットフォーム内に用意されているキットを使って簡単にアプリケーションを開発することもできるようになっており、非常に拡張性が高くなっています。
IoTは非常に競合が多い分野でもあり、IOTAなどがトップを走っていますが、このプロジェクトも非常に注目されておりコミュニティに参加している人数も非常に多くなっています。
今後開発が進んでいき提携企業が増えていけば価値は上がっていくでしょうね。
技術的な部分が知りたい方は公式サイトのホワイトペーパーを読んでみてください。
Atonomi(ATMI)の時価総額
ATMIの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング795位で1ATMIあたり0.16円となっていました。
ICOの時点では1ATMIあたり6.5円ぐらいだったので今はかなり低迷していると言えるでしょう。
地合いが悪いので仕方のないことと言えばそれまでですが、60分の1になっているわけですからICOの時からホールドしている方にとっては涙ものですね。
Atonomi(ATMI)のチャートと今後の将来性は?
ATMIの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年の7月ごろに公開されているのですが売りが先行してしまい一気に価格が落ちてしまいました。
だいたい半額ぐらいになったのですがその後は地合いが悪くなったこともあって下げが止まらず現在の価格まで落ちています。
ロードマップを見ても大雑把にしか書いておらずSNSを見てもそれほど更新頻度は高くないので今は地合いがよくなるのをじっと待っているといった印象ですね。
今後はスケーラビリティの向上を図ったりアプリケーションを開発するための環境を整えていくようです。
どこか大きなところと提携するニュースでも流れたら価格は一気に上がりそうですけどね。
今後の発表に期待しましょう。
Atonomi(ATMI)が購入できる取引所は?
現時点ではLATOKENで9割近くが取引されています。
LATOKENは取引をするのにKYCが必須ですがその分セキュリティレベルも高く安心して利用できる取引所となっています。
最近はたくさんキャンペーンも実施しているのでこの機会にぜひ口座を作ってみてください。