仮想通貨のAston(ATX)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Aston(ATX)とはブロックチェーン技術を利用して電子文書の管理・認証を行うためのプラットフォームを構築することを目的としています。
これが実際に運用できるようになると医療機関、学校、政府機関、民間企業などの各機関で公的に必要だった文書がすべて電子化されることになります。
わかりやすい例を一つ上げると、学校に入学する際にはさまざまな文書が必要になりますよね?
Astonを使えばそれらの書類をすべてブロックチェーン上で処理できるようになるというわけです。
実際に書類を発行しなければならない手間を考えると便利になるのは言わずもがなですね。
Astonでは膨大なデータを安全に取り扱うために以下の2つの技術を取り入れています。
X.Blockchain
通常ブロックチェーンは一方向にしか伸びませんが、Astonではこれにって引き起こされるデータのキャパシティオーバーを危惧しています。
そこでX.Blockchainという新たな技術を導入し、データが増えすぎるのを防げるようになっています。
簡単に説明すると、今までのブロックチェーンは2次構造だったのが3次構造になりより効率よくデータを格納できるようになるという感じですね。
Smart-Pass-On
公的な文書を扱うためにはセキュリティがしっかりしていなければなりません。
そのためにSmart-Pass-Onという認証システムが取り入れられており、システムにアクセスするためには生体認証をクリアする必要があります。
Astonでは指紋認証、虹彩認証、顔認証、声紋認証などが取り入れられる予定になっています。
似たようなプロジェクトは他にもあるので、Astonが生き残るためにはどれだけ早く実用化できるかがポイントになるでしょうね。
Aston(ATX)の時価総額
ATXの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング147位で1ATXあたり4.32円となっていました。
数日前に一気に2倍ぐらいに高騰しており、ランキングも一気に上がってきました。
長らく低迷していたのでここからじわじわ価値をあげていくかもしれませんね。
Aston(ATX)のチャートと今後の将来性は?
ATXの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2018年5月に公開されて、その直後に高騰してますが、利確により徐々に下がりました。
ですが一気に暴落した時期があり、これは仮想通貨取引所コインレール(Coinrail)がハッキングされた時期と重なります。
この時Astonも被害にあってしまったためそれに危機感を募らせたホルダーが一気に手放したのでしょう。
少し前までずっと下落していましたが、つい先日回復の兆しを見せました。
ここからどのくらいまで回復するか見ものですね。
まだほとんど上場していないので大手に上場した際にはキャピタルゲインも期待できると思いますよ。
Aston(ATX)が購入できる取引所は?
現時点ではCoinBeneでほとんどが取引されています。
Coinrailでも若干の取引がありますが現状利用したがる人はほとんどいないでしょう。
CoinBeneは一時期24時間の取引量が世界一になるほど利用者がいた取引所なので安心して利用できると思いますよ。