仮想通貨のAchain(ACT)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Achain(ACT)とはすべてのユーザーが自由にスマートコントラクトや分散型アプリケーション(Dapps)、独自トークンなどを作ることができるパブリックブロックチェーンプラットフォームを提供しています。
公式サイトにはAchainは情報交換と価値取引のためのグローバルなブロックチェーンネットワークを構築することに焦点を当てていると書いてありました。
個人的な印象としてはイーサリアムを改良した仮想通貨という感じですね。
Achainは段階的なアップデートによりシステムを進化させていくと明言しています。
- Singularity
- Galaxy
- Cosmos
Singularity
第1段階はSingularityで、主にスマートコントラクトによって動作するネットワークの構築に力を入れています。
Galaxy
第2段階はGalaxyで、メインチェーンから分岐するサブチェーンを実装し、独自のアプリケーションを構築することができるようになります。
例えば保険であったり電子文書であったりデータを保管するアプリケーションなど様々なアプリを作ることができるようになるようです。
Cosmos
第3段階はCosmosで、簡単にいうと世界にブロックチェーン技術を浸透させる段階になります。
いかにユーザーを獲得していくかが課題ですね。
同じようなコンセプトの仮想通貨は他にもたくさんあるためAchainがどのように生き残りを図っていくのかに期待ですね。
Achain(ACT)の時価総額
ACTの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング178位で1ACTあたり5.52円となっていました。
一時期はトップ100に入るぐらいの勢いがあったようですが、現在は200位前後を行ったり来たりしている感じですね。
Achain(ACT)のチャートと今後の将来性は?
ACTの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
2017年8月に公開されて0.23ドルで取引が開始されました。
2018年の仮想通貨全体の高騰時には150円近くまで上昇しましたが、その後は一気に下落していますね。
イーサリアムのように価値をあげていくためにはどれだけ開発者が集まるかにかかっているでしょう。
2018年8月8日時点では「Kcash」と「Vexanium」という仮想通貨がこのプラットフォームを利用して発行されています。
こういったプロジェクトが増えて、有用性が高まっていけば価値は上がっていくことになると思います。
投資するなら長期的な目線で行う必要がありそうですね。
Achain(ACT)が購入できる取引所は?
中国の大手取引所であるHuobiとOKExで大半が取引されていました。
日本人が利用できるのはOKExの方だけなので、購入したいと思っている方はそちらを利用するようにしましょう。