仮想通貨のTierion(TNT)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Tierion(TNT)とはブロックチェーン技術を利用してデータの整合性を証明するためのプラットフォームを提供しています。
インターネット上にあるデータが最も警戒しなければならないことはハッキングによる改ざんですよね?
ものすごく簡単に説明するとTierionではChainPointという技術によって既存のデータのリンクをブロックチェーン上に保存しておくことでそのデータを保護することができるようになっています。
データが改ざんされずにきちんと残っているかはタイムスタンプによって検証することができるようになっており、既存のデータを守ることができる技術として注目を集めました。
注目を集めた理由はもう一つあり、この技術に注目したMicrosoftと提携したためです。
この技術は特にビジネスシーンでの応用が期待されており、例えば以下のようなユースケースが考えられています。
- ビジネスでの情報監査
- 書類やデータの重要性の証明
- ブロックチェーンへのデジタル証明の追加(ハンコのようなもの)
- 資格情報の検証
- 規制遵守の証明
どの分野においてもデータの正しさというのは常に気をつけていなければならないことなので非常に意義のあるプロジェクトであると思われますね。
Tierion(TNT)の時価総額
TNTの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング307位で1TNTあたり2.99円となっていました。
仮想通貨の地合いが悪いこともあり現在はかなり低迷している感じですが、ここ1週間で1.5倍以上に高騰しており取引高も多くなっています。
Tierion(TNT)のチャートと今後の将来性は?
TNTの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
Tierionではノードと呼ばれるネットワークの管理者のようなサーバーにデータが保存されることになり、当初は10800Credit(1TNT=200Credit)、2500TNT以上保有しているなどの条件をクリアすることでノードになることができます。
以前はノードになると抽選で6,500TNTが配布されるというインセンティブがあったのですが、現在はノードの数が増えすぎてしまったため5000TNT以上に引き上げられ報酬も500TNTに下げられてしまいました。
この変更が行われたのが2017年の9月でそれ以降はかなり低迷してしまっていますね。
ですが技術的には非常に優れたプロジェクトであるため今後普及が進めば価値が上がる可能性はあると思います。
Tierion(TNT)が購入できる取引所は?
現時点では7割以上がBinanceで取引されています。
Binanceは日本人にも使えて手数料が安く絶対に押さえておきたい取引所です。
まだ口座を作っていない方はこの機会にぜひ作ってみてください。