仮想通貨のRipio Credit Network(RCN)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Ripio Credit Network(RCN)とは貸し手と借り手がP2Pで直接つながってお金の貸し借りができる金融プラットフォームを提供しています。
現在、中南米の65%の人々は銀行口座を持っていないいわゆるアンダーバンクの状態にあり、自由に融資をしてもらえない状況にあります。
一方でスマートフォンの普及率は年々増加しており、多くの人間がインターネットにつながっています。
Ripio Credit Networkはそうしたアンダーバンク層にもインターネットにつなぐだけで安全で手軽な融資を行うことができるプラットフォームを提供しているというわけです。
借り入れを希望する人はRipio Credit Networkのウォレットプロバイダーに借り入れの申し込みリクエストを送ります。
この時借り手は個人情報の認証、返済の現実性、為替レート、借入希望者と同じ地域に住む共同署名人のサインと評価などをデータとして入力します。
貸し手は貸し付け可能なRCNの額と、取引条件を含んだリクエストを送信し、お互いの条件がマッチすれば取引が成立することになります。
貸し手がRCNをウォレットに送金すると借り手が希望していた通貨に自動で両替されて借り手のウォレットに送金されることになります。
日本では銀行口座を持っているのは当たり前なのでイメージしにくいかもしれませんが、新興国や発展途上国ではまだまだ銀行口座を持っている人は少ないため、非常に注目されている技術ではあります。
2017年10月17日~11月5日に行われたICOでは121,300 ETH分のRCNトークンを売りきっているため注目の高さもわかりますね。
Ripio Credit Network(RCN)の時価総額
RCNの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング260位で1RCNあたり3.06円となっていました。
ここ最近は200位前後ぐらいを行ったり来たりしているようですね。
ですが最近になって取引量が多くなってきているのでちょっとした価格変動が起きるかもしれませんね。
Ripio Credit Network(RCN)のチャートと今後の将来性は?
RCNの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Ripio Credit Network(RCN)のリアルタイムチャート
ICOでは通常ボーナスが付与されることが一般的ですが、Ripio Credit Networkはボーナスなしでハードキャップまで到達したそうです。
チャートを見ると6円前後でスタートしており、2018年の仮想通貨全体の高騰時には50円近くまで上昇しています。
この時期にちょうどOKLinkとの提携が発表されているのでそれも要因のひとつかもしれませんね。
その後は仮想通貨の地合いが悪くなりだいたいビットコインの変動と同じように値動きしています。
Ripio Credit Networkがターゲットとしているのは中南米の約6億人で、その市場規模はかなり大きなものになっています。
プラットフォームが完成し貸し借りができるようになれば価値は高まっていくことになるでしょうね。
ロードマップを見ても現時点でどの程度までプロジェクトが進んでいるのかはわかりませんでしたが、順調に進んではいるようです。
投資する場合は長期的な目線で行うといいと思いますよ。
Ripio Credit Network(RCN)が購入できる取引所は?
現時点では7割以上がBinanceで取引されています。
Binanceは日本人にも使えて手数料が安く絶対に押さえておきたい取引所です。
まだ口座を作っていない方はこの機会にぜひ作ってみてください。