仮想通貨のBOScoin(BOS)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
BOScoin(BOS)とは多くの暗号通貨に内在する技術的および運用上の問題を克服することを目標とした仮想通貨となっています。
そのための核となるのが「Trust Contracts」と「Congress Network」という2つの技術になります。
Trust Contracts
仮想通貨はイーサリアムの登場で非常に広い分野で応用できる可能性が見出されました。
その中核を担うものがスマートコントラクトという技術で、簡単にいうとすべての契約を自動で履行してくれるものになります。
しかしスマートコントラクトには独自の言語がつかわれており、誰でも簡単に作れるというものではありません。
BOScoinがもつトラストコントラクトは一般的な言語で内容を書くことができるので、プログラミング言語に詳しくない人でも契約内容の確認や更新ができるメリットがあります。
技術的な説明はここでは割愛しますが、セキュリティ面でも優れたものになっておりハッキング耐性が強化されています。
Congress Network
BOScoinは個人や組織が運営するのではなくコミュニティによって方向性が決定されるようになっているため、より民意が反映された進化を行っていきます。
コミュニティ主導のプロジェクトであるため分裂などが起こりにくく、コミュニティに参加することはインセンティブにもなるため皆より良いものを作ろうと知恵を絞ることになります。
ちなみに決定権を得るためには40,000BOSを保有してノードを立てる必要があります。
他にもメインとなる技術はあるのですが、基本的にはこの2つのコンテンツでユーザにより良い環境を提供していきます。
具体的に何ができるのかというと、イーサリアムがより使いやすくなったとイメージするとわかりやすいと思います。
Dappsの製作などもトラストコントラクトを使えばより多くの人が作れるようになるでしょう。
BOScoin(BOS)の時価総額
BOSの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング176位で1BOSあたり5.67円となっていました。
ここ最近は大きな変動はありませんがプラットフォームの完成度は非常に高く評価れており、ちょっとしたきっかけでランキングが上昇する可能性は大いにあるでしょう。
BOScoin(BOS)のチャートと今後の将来性は?
BOSの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
ICO時の価格はわからなかったのですが公開されたのが2018年の1月の終わりごろだったのでちょっとタイミングが悪かったですね。
公開直後から大きく下落しており、チャート上では1ドルあたりからスタートしていますが現在は0.05ドル付近となっています。
ですが仮想通貨地合いが悪いので価格の下落ほどランキングは下がっていません。
ロードマップを見るとM1~M5まで設定してあり、どうやら現在はM2のTokenNetの段階にあるようです。
つい先日ウォレットの開発に関する報告もあったようですね。
どの段階から実用化されるのかいまいちわからないのですが、非常に注目を集めていることだけは確かなので今後の動向にも注目しておきましょう。
BOScoin(BOS)が購入できる取引所は?
現時点ではKucoinでのみ取引されています。
しかし残念ながら日本人では利用できなくなったので購入することができません。
そのうち新しい取引所に上場すると思いますのでその時を待ちましょう。