仮想通貨のOdyssey(OCN)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Odyssey(OCN)とはブロックチェーン技術を利用した分散型のシェアリングエコノミープラットフォームで、仲介者の存在しない次世代のP2Pエコシステムを構築することを目的としています。
コンセプト的には日本でも話題になったPatron(インフルエンサーのシェアリングエコノミー)とよく似ていますね。
シェアリングエコノミーを簡単に説明すると物や場所やスキルを貸し出すというもので、例えば乗っていない車を第3者に貸し出して報酬を得るカーシェアーや民泊なんかもシェアリングエコノミーの一つです。
現在主流となっているシェアリングエコノミーはAirbnbやUberなどですが、こうした中央集権的なサービスを利用すると仲介料が発生してしまい料金が割高になってしまいます。
Odysseyによる分散型シェアリングエコノミーシステムを利用すれば仲介料なしの最適化された価格で利用することができ、第3者に誰が使ったかわからないように匿名にすることもできます。
シェアリングエコノミーはこれから伸びてくる市場であるといわれているためこのコインにも期待が集まっているようです。
またチーフアドバイザーにTRONのCEO「ジャスティン・サン」氏が関わっているということもあり、ICOでは430億円の資金調達に成功しています。
Odyssey(OCN)の時価総額
OCNの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング197位で1OCNあたり0.73円となっていました。
1カ月ぐらい前に価格は変わっていないのに突然時価総額が上がりランキングが急上昇しました。
多分CoinMarketCapが流通している枚数を間違えていて修正したためでしょうね。
Odyssey(OCN)のチャートと今後の将来性は?
OCNの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
チャートを見てもわかるように公開直後に急上昇しており、10円前後まで高騰しました。
その後は下落し5月にいったん持ち直しましたが、やはりその後も下落し今の水準になっています。
最も高かった時の価格から10分の1程度になっているので状況は若干厳しそうですね。
シェアリングエコノミー系の仮想通貨は軒並み下がっているイメージがあるので、世界的に見てもそこまで魅力を感じないということなのでしょうか?
Odysseyはシンガポール発の自転車のシェアリングサービスoBikeやAmazon、IBM、Tronともパートナーシップを結んでいるため内容的には間違いがないように思います。
結局は投機対象としか見られていないのかもしれませんね。
プラットフォームが完成するのもまだ先のようなので、価格があがるにはもう少し時間がかかりそうです。
ガチホするつもりでなら今のうちに仕込んでおくとおもしろいかもしれませんね。
Odyssey(OCN)が購入できる取引所は?
取引量が最も多かったのはHuobiなのですが、現在は日本人には利用できなくなっています。
次に取引量が多かったのはLBankとBittrexなのでこれらの取引所を利用するのがいいでしょう。