仮想通貨のQuarkChain(QKC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
QuarkChain(QKC)とはイーサリアムと同じプラットフォーム型の仮想通貨で、イーサリアムで問題になっているスケーラビリティを解決する性能を持った仮想通貨となっています。
イーサリアムといえばICOの基盤となっていたり分散型アプリケーション(Dapps)がたくさん作られていたりと、次世代のOSとしてすでに機能しつつありますよね。
ですがDappsがたくさん作られたことによるスケーラビリティの問題も懸念されるようになってきました。
スケーラビリティ問題を簡単に説明するとデータ容量が大きくなることによる送金遅延などのことを指しています。
イーサリアムのトランザクション処理能力は1秒間に10~15件前後(今後のアップデートで1秒間に100万件処理できるようになる予定)でこれは非常に心もとない数字です。
こうした現状を解決するためイーサリアムを超えるプラットフォームを開発することを目指してQuarkChainのプロジェクトが始まりました。
QuarkChainには以下のような特徴があります。
- 1秒間に10万件のトランザクション処理能力
- イーサリアムのDappsを移行可能
- シンプルなアカウントマネージメント
1秒間に10万件のトランザクション処理能力
先ほども説明したようにイーサリアムではDappsが増えすぎることによるスケーラビリティ問題が懸念されています。
QuarkChainではその問題を解決するためにイーサリアムの6000倍以上のトランザクション処理能力を有しており、すでにテストネットでその性能を実証済みとなっています。
世界で使われているクレジットカードであるVISAよりも速いということなので非常に期待感がありますよね。
イーサリアムのDappsを移行可能
これまでにDappsが最も多くつくられているのはイーサリアムなのですが、そこで作られたアプリケーションを簡単にQuarkChainに持ってくることができるようになっています。
もしQuarkChainの方が優位になった場合にいちいちプログラミングし直す必要がないので開発者としては非常に助かりますね。
シンプルなアカウントマネージメント
QuarkChainでは1つのアカウントさえ作っておけばすべてのDappsでそれを利用することができるようになっています。
Facebookアカウントでいろんなサイトにログインするような感じと同じですかね。
いちいちアカウントを作り直す必要がないのでユーザーとしては使いやすい設計になっていると思います。
このようにQuarkChainは非常に優れたプロジェクトであり、有識者の間でも評判がいい通貨なので今後の動向に注目しておくといいでしょう。
QuarkChain(QKC)の時価総額
QKCの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング239位で1QKCあたり8.62円となっていました。
期待されていたICOでしたが地合いが悪いこともあり現在までにまだ高騰は見せていませんね。
QuarkChain(QKC)のチャートと今後の将来性は?
QKCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
ICOの時点の価格は1QKC=0.00003ETHだったようです。
公開直後は若干の高騰を見せていますが、地合いが悪かったこともありその後は下落していますね。
最近は7円前後で安定していましたが、つい先日から取引量が多くなっているので、ここから値上がりする可能性もなくはないですね。
プロジェクト的には非常に優れたもので、同じようなコンセプトであるZilliqaも高騰したので期待できると思います。
なにより今の価格は非常にお買い得だと思うので興味のある方は仕込んでおくとおもしろいと思います。
ロードマップを見ると今後の予定は以下のようになっていました。
2018年中にはメインネットが稼働するようなのでその時に期待ですね。
QuarkChain(QKC)が購入できる取引所は?
9割以上がBinanceで取引されていました。
手数料も安く日本人にも使いやすい取引所なのでまだ口座を持っていない方は是非作ってみてください。