仮想通貨のNxt/ネクスト(NXT)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Nxt/ネクスト(NXT)は2014年1月3日に公開された歴史の長い仮想通貨で、名前通りビットコインの次の仮想通貨という意味合いで命名されています。
Nxtはビットコインの通貨としての機能に加え、投票機能やメッセージ送信、独自通貨発行や商品販売など様々な機能を兼ね備えた多機能なプラットフォームとして開発されています。
また現在では主流になりつつあるコンセンサスアルゴリズムであるPoS(Proof of Stake)を最初に導入した仮想通貨としても有名です。
非常に有用性の高い仮想通貨だと思うのですが現在ではいまいち勢いがありません。
それはなぜか?
実はNxtをアップデートしたNxt2.0が開発されていたのですが、途中でArdorという名称に代わってしまい、機能はすべて引き継いだまま改良されてお株を奪われてしまったからです。
Ardorにはスケーラビリティを改善するためにサイドチェーンも実装されており、実際にIgnisというトークンも誕生しています。
現在でも開発は進んでいるようですが、今後日の目を見るかは微妙なところでしょう。
Nxt/ネクスト(NXT)の時価総額
NXTの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング88位で1NXTあたり12.75円となっていました。
この順位は後継であるArdorよりも低い順位となっており、今後も下がり続けていくのではないかと思われます。
Nxt/ネクスト(NXT)のチャートと今後の将来性は?
NXTの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
歴史が長いだけあって最初はかなりの低額で取引されていたようですね。
安い時には1円未満の時もあったようです。
多くの仮想通貨は2018年の1月に高騰しているのですが、NXTはそれよりも1週間ぐらいはやくピークを迎えているようです。
最高値では200円前後となっており、単純計算で200倍以上に高騰したということになりますね。
ただしArdorが登場したことにより今ではだいぶ影が薄くなっています。
Ardorに致命的な欠陥が見つからない限りはこのまま息を吹き返すことはないでしょう。
Nxt/ネクスト(NXT)が購入できる取引所は?
NXTの取引が最も多いのはHitBTCなのですが、こちらは日本では利用が停止されてしまったため(再開は未定)別の取引所を利用する必要があります。
次に取引量が多いのはBittrexやPoloniexなのでこのあたりを利用するといいでしょう。