仮想通貨のElastos/エラストス(ELA))とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Elastos/エラストス(ELA)はNEOをベースに開発されており、その特徴から中国版EOSとも呼ばれています。
Elastosは分散型アプリケーション(Dapps)の開発を行えるプラットフォームであり、ブロックチェーンのアプリケーションの知識がない人でも手軽にアプリを作れるようなプラットフォームとなっています。
これだけ見るとイーサリアムやNEOと同じような感じですね。
Elastosではこれらに加えてデジタル資産の所有権の管理も行うことができるようになっています。
例えば最近では音楽や本もデジタル化されておりiTunesやAmazonなどのサービスを利用して購入している人も多いと思います。
この時クリエイターはこれらのサービスに仲介料を支払うことで販売させてもらっているのですが、Elastosのプラットフォームを利用するとクリエイターが直接ユーザーに販売できるようになります。
これにより無駄な手数料が発生することがなくなり適正価格で物のやり取りを行うことができるのです。
Elastosのスゴイところはここからで、現実では購入した漫画などは自由に売ることができますよね?
これと同じでElastosのプラットフォームを使えば購入したデジタル資産の所有権がきちんと管理されるため、例えば購入した電子書籍などを別の人に販売することもできるようになるのです。
つまりElastosでは一つの経済圏を作ることを目的としているというわけですね。
Elastosは公開からわずか1カ月でバイナンスの第6回人気投票でぶっちぎりの1位を獲得したことで一気に認知度が高まりました。
ただし2018年6月時点でまだバイナンスに上場はしていません。
Elastos/エラストス(ELA)の時価総額
ELAの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング69位で1ELAあたり3797円となっていました。
発行枚数が33,620,068ELAとなっているため1枚当たりの価格が割と高くなっていますね。
Elastos/エラストス(ELA)のチャートと今後の将来性は?
ELAの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Elastos/エラストス(ELA)のリアルタイムチャート
チャートを見ると公開してすぐは4000円ぐらいでしたがバイナンスで1位を獲得すると一気に価格が上昇しています。
その後は下落し3000円以下となってしまいましたが仮想通貨全体の変動に合わせるようにElastosの価格も上下しています。
ロードマップを見ると2018年中にはβ版のサービスが開始しアプリケーションのサービスも始まるとのことなので、そうなると再び高騰する可能性は十分あると思います。
発行枚数から考えても1ELAあたり1万円を超える日もそう遠くないかもしれませんね。
Elastos/エラストス(ELA)が購入できる取引所は?
Elastosの取引は大半がHuobiで行われていました。
まだ上場している取引所もほとんどないので、購入したい場合はHuobiを利用するのが良いでしょう。
そのうちバイナンスにも上場すると思いますので、その時に備えておくのもいいと思いますよ。