仮想通貨のNebulas(NAS)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Nebulas(NAS)とは分散型検索フレームワークの構築を目的とした仮想通貨です。
検索フレームワークとは簡単にいうとGoogleなどに代表される検索エンジンのことで、GoogleではWeb上の情報を検索できるのに対してNebulasではブロックチェーン上の情報を検索することができるようになっています。
これまでの検索エンジンではブロックチェーン上の情報を調べるのが困難であったためNebulasは将来的にも非常に期待されているプロジェクトです。
検索結果は「Nebulas Rank」という独自のアルゴリズムによってランク付けされて表示されることになります。
また将来的にはGoogleなどと同じように広告による収益化も計画しているとのこと。
更にNebulasではイーサリアムなど同じようにNebulasのプラットフォームでアプリケーション(Dapps)を作成できるようになっています。
Nebulas上で作られたアプリケーションは「Nebulas Force」と呼ばれる技術によりNebulasがアップデートしても自動でそれに対応するようにアップデートされるようになっています。
そのため仮にNebulasがアップデートでプログラム言語を変えたとしてもそれに対応できるようになっているというわけです。
Nebulasでは「Nebulas Incentive」と呼ばれる制度もあり、役立つアプリケーションを作成すると報酬をもらえる嬉しい制度もあります。
そのかいもあってか、Dappsの数はイーサリアム上のものより多く、2018年6月時点では約2,100個以上(イーサリアムでは1000個を突破したとニュースがあったばかり)となっており、いかに注目を集めているかがよくわかりますね。
Nebulasには現時点で競合と呼べるような仮想通貨はないため、正式にサービスが開始されれば一強体制になる可能性は十分あり得ますね。
Nebulas(NAS)の時価総額
NASの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング54位で1NASあたり797円となっていました。
情報が多様化していくと検索エンジンというのは必要不可欠なものになるので、仮想通貨が普及していくにしたがってその価値が上がっていくことになるでしょうね。
Nebulas(NAS)のチャートと今後の将来性は?
NASの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
Nebulasは公開直後に3分の1程度まで下落しましたが、2018年の仮想通貨全体の高騰により1500円以上に高騰しました。
最も安かった時から考えると約8倍になった計算になります。
その後はビットコインなどの価格変動の影響を受けながら現在に至るという感じです。
ロードマップを見ると今後はNebulasRankの実装や開発者インセンティブプロトコルの実装、NebulasForceの実装などが控えており、将来的には匿名性を保つために利用されるゼロ知識証明やスケーラビリティの改善なども視野に入っているようです。
仮想通貨が一般に認知されるようになったら間違いなくその価値が上がる仮想通貨なので今後が楽しみですね。
Nebulas(NAS)が購入できる取引所は?
取引が多かったのはHuobiやOKExといった取引所でした。
Huobiは手数料も安く取り扱い通貨も多い利用しやすい取引所なのでまだ口座を開設していないという方はこの機会に是非利用してみてください。