仮想通貨のSiacoin/シアコイン(SC)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
Siacoin/シアコイン(SC)とは分散型のクラウドストレージを構築することを目的に作られた仮想通貨になります。
クラウドストレージとはGoogle DriveやDropboxに代表されるようなオンラインにデータを保存できるシステムのことですが、従来のサービスには巨大なデータセンターが必要で維持・管理に多額のお金が必要になり、運営側からは自由にストレージ内のデータを閲覧できるというデメリットがありました。
Siacoinでは個人のあまったデータ容量を借り受け、それをクラウドストレージとして利用します。
貸した側は報酬としてSiacoinを受け取ることができるようになっており、金額は貸し出す容量によって異なります。
データはブロックチェーン上に保管されるため秘密鍵を持っていない第3者からは絶対に見ることができないようになっています。
つまり利用する側はプライバシーが守られてハッキング不可能な安全な場所に、貸し出す側はあまった容量を有効活用することができ報酬までもらうことができるようになっています。
ちなみに既存のサービスとの料金比較などは以下のようになっています。
これは5TBの容量を借りた場合になりますが、Siacoinのサービスが断トツで安くなっていますね。
このサービスはすでに利用可能になっており、誰でも公式サイトから利用できます。
貸し出す側の利用手順は以下の通りです。
- 公式サイトにアクセスし、Get Startedをクリックする
- Sia-UIをダウンロードする
- ストレージの価格を選ぶ
- 取引が成立したら、利用者からシアコインをもらう
- ホストのガイドに従って操作する
パソコンの容量が余っていて有効活用したいと思っている方は是非利用してみてください。
Siacoin/シアコイン(SC)の時価総額
SCの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング36位で1SCあたり1.64円となっていました。
発行枚数が多いので単価は安くなっていますが、最も高値を付けた時には10円を超えていましたし、なによりすでにサービスが展開されているのが大きな強みになっているので、長期的に保有するのには向いている通貨だと思いますよ。
Siacoin/シアコイン(SC)のチャートと今後の将来性は?
SCの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:Siacoin/シアコイン(SC)のリアルタイムチャート
仮想通貨全体の高騰によりSiacoinも0.002円ぐらいから10円ぐらいまで高騰しました。
単純に計算しても5000倍ぐらいになっている計算ですね。
こんなに高騰している仮想通貨は他には数えるほどしかありませんね。
Siacoinと似たコンセプトである仮想通貨にはStorjとMaidsafeがありますが、対象や目標が異なるのでSiacoinが全く駄目になるということは今後もないでしょう。
今後は企業向けにサービスをリリースし2019年にはAmazonのサービスを超えることが目標になっているようです。
長い目で見るとクラウドストレージの主流になる可能性はあるので、今のうちにチェックしておいた方がいいかもしれませんね。
Siacoin/シアコイン(SC)が購入できる取引所は?
大手の取引所でBTC建てで取引が多のはBittrexとPoloniexでしたね。
どちらもアメリカの取引所で信頼性は抜群の取引所なのでSiacoinを購入したいと思っている方は口座を作ってみてはいかがでしょうか?