仮想通貨のBitShares/ビットシェアーズ(BTS)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。
BitShares/ビットシェアーズ(BTS)とは2014年7月に発表された比較的古い仮想通貨で、ビジネスのための分散型金融ソリューションプラットフォームの構築を目的に開発されました。
なんのこっちゃ?と思った方もいるかもしれませんが、BitSharesではDAC(Distributed Autonomous Companies)と呼ばれる分散型自律企業の実現を目指しており、中央集権からの脱却を目標としています。
つまりビットコインなどのように管理者のいないシステム(プロトコル)を作成し、そのシステムに従って人が働く企業形態の作成を目指しているんですね。
その代表的なものの一つが分散型取引所(DEX)で、BitSharesはOpenLedgerと呼ばれる取引所を運営しています。
取引所はすでに稼働しており、1日に100BTC相当を超える取引が行われています。
またBitSharesでは「スマートコイン」と呼ばれる価格固定型の通貨の発行も行われており、米ドルと同じ価値を持つbitUSDや円と同じ価値を持つbitJPYなどが発行されています。
BitShares内だけで利用することができるTetherのようなものですね。
もちろんこれらのスマートコインはOpenLedgerで利用することができるようになっています。
現時点で稼働しているのはOpenLedgerだけですが、将来的には音楽を取引できるプラットフォームなども開発する予定となっているようです。
おそらくですがこれらが開発されれば基軸通貨はBTSとなるのでしょう。
BitShares/ビットシェアーズ(BTS)の時価総額
BTSの時価総額ランキングは以下の通りです。
この記事を書いているときは時価総額ランキング35位で1BTSあたり21.95円となっていました。
新しいプラットフォームがリリースされたり分散型取引所であるOpenLedgerのユーザーが増えれば価格が上がる可能性は十分ありますね。
BitShares/ビットシェアーズ(BTS)のチャートと今後の将来性は?
BTSの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。
参考:BitShares/ビットシェアーズ(BTS)のリアルタイムチャート
BitSharesは長らく低空飛行でしたが、仮想通貨全体の値上がりもありその価値をあげました。
最も安い時期には0.4円ぐらいで取引されていましたが、2018年の1月には90円前後まで高騰しています。
単純に計算しても200倍以上の価値になっているということですね。
BitSharesにはスマートコインやDEXなど他にはない特徴もあるので、これらのプラットフォーム次第では価値がさらに上がる可能性は十分あると思います。
今後リリースされるサービスに注目しましょう。
BitShares/ビットシェアーズ(BTS)が購入できる取引所は?
大手取引所の中ではBinanceでの取引が最も多かったです。
海外取引所の中でも手数料が安く非常に使いやすいので、BitSharesを購入したいと思っている方は是非利用してみてください。