IoT系の仮想通貨を一覧にして紹介していきたいと思います。
あくまで私個人が調べた範囲内なのでまだこれがあるという方はコメントなどいただけると嬉しいです。
IOTA(MIOTA)
IoT系の仮想通貨と言えば真っ先に名前が挙がるのがこのIOTA(アイオタ)。
名前からしてもまさにIoTのために作られた仮想通貨で、専用のプラットフォームであらゆるIoT関連の情報を一元管理し利用することができるようになっています。
最大の特徴はブロックチェーンではなく「Tangle」と呼ばれる新しい技術を採用している点にあり、ブロックチェーンに比べて手数料が安く承認が早いなどのメリットがあります。
IoTでトップを走っているのは間違いなくこの仮想通貨なので必ずチェックしておきましょう。
VeChain Thor(VET)
VechainではNFCチップ、QRコード、RFIDタグを販売する商品に埋め込むことでそれらの情報をブロックチェーン上で管理し、商品管理から流通までを低コストで透明性を保ったまま行うことができるようになります。
つまりこの技術を使えば産地偽装を行ったり偽ブランド品などに騙されることがなくなります。
IOTAとは異なり物流に特化した技術となっているので個人的にはこちらにも非常に期待しています。
Waltonchain(WTC)
WaltonchainではRFID技術を用いて商品の管理を行い、それを物流やアパレルなどあらゆる業界に応用していくというものです。
コンセプト的にはVechainとよく似ていますね。
特徴的なのは親チェーンと子チェーンに分かれている点で、例えば、アパレル業界に関しては、生産、倉庫管理、物流、店舗と言った親チェーンがあり、これらのそれぞれの下に様々な子チェーンが存在します。
個人的にはVechainの方が優勢なのですがこちらもチェックしておいて損はないでしょう。
IoT Chain(ITC)
IoT Chainは中国のIOTAとも呼ばれており、ブロックチェーンではなくDAGという技術を使ってIoTの情報を管理しようとしています。
DAGはTangleとよく似た技術で、手数料が安く承認も素早いのが特徴です。
中国はNEOに代表されるように独自の仮想通貨が伸びる傾向にあるので、プロジェクトがうまくいき規制が緩和されればIOTAではなくIoT Chainが主流となる可能性は十分ありますね。
Streamr DATAcoin(DATA)
Streamr DATAcoinではリアルタイムで得られたデータを管理・売買すること目的に作られています。
例えば自動車でドライブ中に渋滞や近くの安いガソリンスタンドなどの情報をリアルタイムで入手しそれをもとに走行ルートなどを決定し、またドライブ中に得たデータを売却することによって報酬もえられるようになっているというわけです。
リアルタイムで得られる情報には非常に価値があるので実用化されればあらゆる面で利便性が向上するのは間違いないでしょう。
Nucleus Vision(NCASH)
Nucleus Vision(NCASH)とはIoTを活用して顧客のデータを集め、そのデータを実店舗で共有することを目的とした仮想通貨となります。
わかりやすい動画があるので載せておきますね。
オンラインショップで行っていることを実店舗でも同じようにできるようになるというのは非常に画期的ですね。
IoT系でも他にはないコンセプトなので実現すれば多くの小売店で導入される可能性は高いと思います。
取りあえず現時点で見つかったIoT系の仮想通貨はだいたいこんな感じですね。
IoTはまだまだこれからの分野であるためICOの段階の仮想通貨も多く、どのような仮想通貨が出てくるのかは注目です。
コンセプト次第では第2第3のIOTAが生まれるのもそお遠くないかもしれませんよ。
また興味深いIoT関連の仮想通貨が見つかれば随時更新していきますね。